前作からかなり間が空いてしまいましたが私的に待望の新作です
前作がハロウィンの頃の話だったので今回はきっと春くらいに時が進んでいる、と勝手に思っていたのですが そういえば恋人たちに忘れてはいけないイベント『クリスマス』がありましたね~
・・・というわけで今回は未羽と颯人が恋人同士になって初めて迎えるクリスマスシーズンの物語です。
クリスマスデートでの出来事をいろいろ想像してしまう未羽とちょっと違う感覚で未羽を喜ばそうとする颯人のすれ違いが とにかくかわいらしいです。
今回は今まで颯人の目標のある生き方をすごいなあ、と眺めるだけだった未羽が自分の将来の夢を持ち始めます。
それは簡単に叶う夢ではなく未羽はつらい思いもしますが颯人の感じている思いを実感することができ、それに喜びを感じます。
とにかく甘くてかわいらし高校生の恋と成長の物語はもう少し続きそうです。
私は最近は紙ベースで物語を読む機会がかなり減ってきていますがこのシリーズや好きな作家さんの本は紙ベースで楽しみたい、そんなふうに思っています。なんとなくお気に入りは手に取れる実感が欲しい、と思うのです。 やっぱり私は昭和の人間ですかね?