昨日の天気予報は雪。
なんという日に登山の予定を入れてしまったんだろう?、あとはツアー会社の方から中止を言ってきてくれるのを待つだけ、と思っていたのですが結局催行になってしまいかなり重い気分で集合場所の新宿に向かいました。
もともと13名参加予定だった登山ツアーですが集まったのは結局8名。参加者8名に講師1名、添乗員1名となんとも贅沢なツアーとなりました。
バスの座席ももちろん二席を独り占め、そして前後も空席。ゆったりとしたバス旅になりました。
お弁当の受け取りで立ち寄った足柄SAに着いて思わず写真を撮ってしまいました。 だって東京ではこんな雪景色にはなっていませんでしたから。
こんな状態で登山なんて大丈夫なのかなあ、と不安が募りましたが・・・
まったく雪はありませんでした。
最近は『ご当地アルプス』というのがたくさんできているそうで今回登った『沼津アルプス』もご当地アルプスのひとつです。
沼津出身の方は「あんなの小学生が遠足で行く山よ。」と笑っていらっしゃいましたが甘い!!
たしかに標高は低いのですが急登のアップダウンが続くのでさすがに『アルプス』でした。
今回のルートは『横山峠』から『徳倉山(とくらやま)』に行きアップダウンを繰り返し志下峠まで抜けるという道でした。今回の最高峰の徳倉山は標高でいうとわずか256mですが怖かったです。
だって急な山道で鎖場とロープだらけの上前日までの雨で道はヌルヌルで滑りやすくなっていたので。 あの滑りそうな状態じゃなければ正直3点確保していけば鎖やロープはなくても大丈夫そうだったのですが とにかく転ぶのが怖い!!
ドキドキしながら山頂に到着。お昼ご飯を頂きました。
今回のツアーはお弁当付き。 朝早くに家を出ないといけない私はコンビニでおにぎりを買うくらいしかないのでお弁当は本当にありがたいです。
沼津アルプスにはいろいろな歴史を紹介している立て札がありましたがこちらは近代の歴史になるのでしょうか、第二次世界大戦時に作られた機関銃の砲台跡です。
たしかに海には近いかもしれないけど機関銃が役に立つのか?と疑問に思ったりしました。
この山からは駿河湾がとても良く見えます。
上りよりももっと怖かったのが下り。あまりに怖すぎて写真を撮れませんでした
でもかなり歩くことに慣れてきたお陰で最後まで転ばず下ることができました
今回のご褒美はこちら。
丹那牛乳のソフトクリーム。 とっても美味しかったです
私は怖い山やらキツイ山やらに登る気がないので ずっと初心者向けの登山教室ばかり参加していますが今回の講師の先生から「皆さんの登山靴は底がしっかりしているのでそれを信じてフラットフィッティングで歩いてください。
イメージとして靴底に剣山が付いててそれで地面を刺しながら歩くと思ってください。」と言われました。 なるほどそう言われると分かり易いな、と思いました。
講師の先生を頼ってばかりだと『自立した登山者』にはなれないとは思うのですが いろいろ教えていただきちゃんと登山できるのはうれしいものです。