4日にクラブツーリズム登山ツアーで『乗鞍岳』に参加してきました。
しかし・・・その前日までの暑~いカンカン照りのお天気と打って変わって雨予報・・・
嫌な予感を持ちつつ八王子から『あずさ1号』に乗車。
松本から2時間かけて畳平へ。
そこから歩き出したのですが最初は曇り空だったのにシトシトと雨が降り出し・・・・
肩の小屋についた頃には時々雷を伴う雨が・・・
ホントに登るの?と思ったのですがガイドさんは迷うことなく進み始めました。
畳平周辺はよく見るとたくさんの高山植物が咲いているステキなお花畑になっています。
なのに当然そんなのは無視。ひたすら頂上を目指しました。 それも結構なスピードで。 帰りの電車が決まっているので仕方ないのですが全く余裕のない登山でした。
最高峰の剣が峰まで肩の小屋からあと半分、というところでガイドさんから「今日はこんな天気で難易度が上がっているし帰りの電車に間に合わすためにスピードを落とすことはできません。自信がない方はここで下山してください。」と説明がありました。
多分晴れててこんなに急かされなければ登山を続けたのですが 雷雨で足場が悪くなっている上にもし私が遅れてしまったら帰りの電車に間に合わなくなり他の皆さんに迷惑がかかってしまう、と思って残念ながら初めて途中リタイアしてしまいました。
だけど残念に思うと共に「せっかくきれいな花が咲いているのに写真を撮ることもできないなんて!ピークハントも大切かもしれないけどもう少し思い出を作りたいな。」と思う自分がいたのでそこまでがっかりすることはありませんでした。
とっとと肩の小屋まで戻り 実は食事の時間も取れずに登り始めていたためまず腹ごしらえ。
きつねうどんと
おしるこを頂きました。
そして写真も数枚ですが撮ることができました。
どしゃぶりだったので小屋のまわりでちょっとだけ撮っただけですが。
私より前にリタイアして肩の小屋にいた方から伺ったのですが私たちのあとにやってきたツアーの人たちはこんな天気に無理して登らなくても、ということでガイドさんと参加者の意見が一致し引き返されたそうです。 登るか下山するかは結局ガイドさんの判断みたいです。
どちらが正解、ということはないでしょうね。 お客さんに山頂を見せたいと思うのは当然だし、危険があるかも、と判断して下山するのもあり、だと思いました。 山での判断は難しいな、と改めて思いました。
乗鞍岳については私の嫌いな危ない所のある山ではなく コンディションがよければ登れる山だと思いました。
また機会があればゆっくりペースでトライしたいです。
ところでこちらはやっと撮った一枚、コマクサです。 やっぱりかわいいなあ。 もっとたくさん写真を撮りたかったです。