昨年の年末に、行くことが出来た、
東京都中央区にある「国立映画アーカイブ(NFAJ)」
映画文化の歴史を知ることができる。
(日本で唯一の国立映画専門機関、相模原には専用の
フィルム倉庫がある。)
まぁ、フィルムなんて、今更観ても
新しい発見なんてあるのか?、と、思いつつ
拝観してみたら意外にも貴重なフィルム作品の展示があり
面白かった。
それがきっかけで、「映画フィルム」を再認識。
と、言っても自宅でアイマックスや70mm、35mmフィルムを
上映するには敷居が高く、8mmなら何とか楽しめるかなぁーと
思い立った。
そんな折、8mmフィルムのテレシネの打診を
いただく機会が増え、手軽にテレシネ出来ないものかと
思い映写機を入手することに決めた。
1970年代後半に発売された映写機
「フジカスコープM35」がコレ

案の定、内部のベルトが風化で切れてしまい
純正より若干細いベルトではあるが
内部清掃をして稼働部をグリスアップにて
しばらく慣らし運転をする。
ゴムベルトも本業のカセットデッキ修理に
こんな感じで常時ストックしているので
わざわざ、修理のために購入しに
行かずとも速攻でベルトの調達が可能である。
フィルム幅は8mmと狭いが
保存状態が良ければ、意外と鮮明な
画質に驚かされる。
動作確認 動画1
動作確認 動画2
動作確認 動画3
動作確認 動画4
この映写機は レギュラー、シングルの2タイプの上映が可能
ただ、サイレント機なので、オーディオは無音ではある
そんななか、
で、1970年代のブルーフィルムといえば
「エマニエル夫人」の8mmフィルムが有名
一体、そんな8mmフィルムなのか
興味津々である。。。。