姿かたち

こんばんわ
陶話作家のクメ タマリです。

今日はお魚の姿形についておしゃべり。



上の写真は，「たぬきめばる」と言います。
なかなかな面構えです。

下は，「まとうだい」。鰈より味がいいと言わせる，高級魚です。
味の深みのある，さっぱりとした噛みごたえのある白身で，この目つきの悪さからは想像のつかない身を持っています。



この，かわいいお顔の湖は，「めだい」と言います。
アブラの乗った柔らかめの白身で，刺身はもちろんですが，塩焼きにすると，このアブラがしたたって，本当にうまい。





さて、今回，手頃な大きさの「真鯛」が入っていました。
何せ，毎回漁師さんがとれとれを送ってくれるので，いったい何が入っているのかわからないのです。



さすがですね。この上品な色，姿。
いくら美味しい事がわかっていても，マトウダイはお祝いの席に出そうと思わない。
やはり，めでたい席に使われるのは「真鯛』である事の意味を，
こうやって様々なお魚さんに出会ってみるとしみじみ感じてしまいます。

日本人の美意識なのでしょうか。

今日のたまり女将ブログは「土いじり」