タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

雨の降る日は、、、

2013-06-14 09:56:53 | おもろかったい
おはようございます。
ebcアトリエのカフェ担当、カフェたまりのオーナーで陶話作家のクメ タマリです。

 変かも知れませんが、いや、けっこうみんなそうかな、とも思うんですが、

          雨の降る日は昔の事を思い出します。



 昨日は高キビのハンバーグを作り(この様子はまたいずれ)次に鳥の皮を仕込んでおりました。

 すると、叔母に聞かされた、我が幼年時代(実に喰い意地はっていたらしい)のエピソードをおもいだしました。

 何か、たぶん法事だったのだろうと思います。大人と同じ幕の内弁当を頂いた時のこと。さして好き嫌いもなくなんでも大人顔負けに平らげる幼児に、法事の席で騒がれない様にとのはからいだったのでしょうか、立派な弁当が前に置かれました。

 すると、なかに、うずらの丸焼きが入っていた。今考えると中々な弁当であります。ところが私はそれを見て、わぁわぁ泣き出したのだそうです。それも、「鳥さんが可哀想~」と泣いたんだとか。

 大人たちは、いつになくしおらしいわたしに叔母の言葉を借りれば、「驚くやら、可愛いやら、可笑しいやら」爆笑しながらも慰めたそうなのです。

「マリちゃん、オバちゃんが食べてあげようか?」

 すると、幼い私は(ここからの事を話す時、叔母は曰く言いがたい表情で笑いをこらえるのです。)断固として首を横に振り、「嫌っ!」と言い放つと、頭からガブリ。
「可哀想だけど、オイシイよ~」としゃくりあげながら、完食したそうです。


               感慨、、、、、、、、、さすが、わたしだ、、、、。、、



 確か、最近誰かのウォールに書き込みましたが、

「我らは貪り、生きる。その事を知っていたほうがいい」

と、今も思っています。
今も、と書いたけれど、多分、幼かったわたしはすでに知っていたに違いない。みんなが貧しい時代でしたから。