いま愛始まる 2020年04月13日 | くうねるあそぶ 桜も終わろうとしているところへ、若いツバメの番(つがい)が現れた。私の仕事場の軒が気に入ったらしく、プレハブ造りの四角い二階建ての建物のまわりを二羽で乱舞するように飛び交っている。家をつくるなら、家をつくるならば、と歌っているように。まもなく巣をつくり、卵を産みかえす営みが始まろうとしている。人の世の末のようなこのときにいま愛に満ちた命の夏が始まろうとしている。.
おとしものさがしものわすれもの 2020年04月07日 | くうねるあそぶ 仕事場口座の印鑑が所定の場所にない。月末年度末の3月31日に、午前中現金引き出し、午後オンライン口座の手続きで持ち出したことは憶えている。そのとき持っていた書類鞄、通帳を持ち運ぶバッグ、車のシートの下などなど探す。グーグルマップのタイムラインで立ち回った場所を確認する。郵便局の用事の後、初めて面談する相手があり、滅多に着ないビジネスジャケットを着ていたことを思い出す。それか。 自宅に飛んで帰る。左のポケットにありました。落とす者、探す者、忘れる者。.
坪内祐三追悼特集 2020年04月02日 | くうねるあそぶ 「本の雑誌」4月号は、今年1月に亡くなった評論家坪内祐三の追悼特集。最近ではあまり熱心な読者ではないが、氏の日記はよく読んでいて、その本の買い方・読書量には感心していた。交友交流が広く深く、たくさんの人からメッセージや寄稿が載せられ、4月号は分厚く本体1000円になっている。本の雑誌2020年4月 旋毛曲り旅立ち号 No.442|今月の本の雑誌 訃報から一か月半。事務所をの扉を開けて、「いる?」と言って本の雑誌社に入ってく...本の雑誌2020年4月 旋毛曲り旅立ち号 No.442|今月の本の雑誌冥福を祈るのみ。.