よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

空へ

2014年09月14日 | 雑事万端


久しぶりに体も、天気も空いたので、土曜自転車。

五台山から、下田川、高知空港滑走路南、物部川土手から2本目の橋を渡り
旧野市町内へ。

最初の信号を北に折れて、まっすぐまっすぐ。

物部川左岸の見晴らしの良い高台を、
高知工科大学の校舎をながめながら走る。

空が高い。

県の香美農林庁舎前を過ぎたら、
高知工科大学のところに新しい交差点が出来ている。

人気のない工科大の学生会館まえで
炭酸水を飲んで休憩。

どこかでサークル活動で
台本を読む練習をしている。

女声「お前を殺してやりたい」

自分のパートの科白ばかり読上げるので、
聞いていて意味がわからない。

似たことをしているかもしれない。

広い芝生に誰もいない。

南隣りの鏡野公園には家族連れがぽつぽつ。

さて地上に帰ります。



エラリー・クィーン 青の殺人

2014年09月07日 | 雑事万端


高校生の時、試験勉強がはかどらないのに、本棚に古い古い推理小説があるのを見つけた。

父が学生時代に買ったと思われる、創元推理文庫「ギリシャ棺の謎」

それがきっかけで、国名シリーズとドルリー・レーンものを読んだ。

大学生になって、アルバイト以外は下宿にいて、ハヤカワ文庫やポケットミステリにあるエラリー・クィーン名義の本ばかり読んでいた。

最近は本を読む根気がなくて、
ほんとは高村薫の分厚い本が読みたいけれど、
「晴子情歌」を詠むのに、
3度くらい挫折してしまい、
腰が抜けている。

図書館で、この「青の殺人」しか、エラリー・クィーンの単行本はなく、こんな作品あったかしら、と手に取った。

設定からして本格ものではなく、なんだかテレビドラマの小説化したもののような印象。

有栖川有栖氏の解説で、代作者によるエラリー・クィーン名義の作品と知る。

エラリー・クィーンが従兄二人組であることは知っていたが、
後期には読者のニーズに応えるのに手が足らず、
代作者による作品がいくつかある、とのこと。

それも、ひとつの物語。

ひさしぶりに脳みそがあかくなった。