ここ数ヶ月、手書きで日記をつけるようにしている。
それを写メしてDay Oneという日記アプリに、その日撮った写真などと一緒に保存しているのだが、よく言われることだが、手で書くというのはこうやってキーボードで書くのとはまた違った頭の使い方をするようだ。
私が原稿用紙100枚の卒論を課された頃、ちょうどワープロが流行り出していた。文章を書くことが好きなくせに、それをまとめるの苦手だった私は(ってもう、この頃から苦手意識がバリバリあったんだよなあ)、書き直しがバカみたいに多いので、ワープロがとても重宝だった。だがなぜか大学側がワープロを禁止していて(手書きで出せ、ということでした。まあ漢字テストがあるような学部だったので、わからなくもない)、最後はブラウン管を眺めながら大学指定の原稿用紙に書き写す、という意味のわからないことをやっていた記憶がある。
それ以来急速に紙で書く方が不思議な時代になっていったが、自分の頭の中身のあまりのとっ散らかりように、書き直しが不便な紙で書いてみるのもそれをまとめる一手なのではないかと思いたち、懐かしのアナログ路線に切り替えてみた。
結果としてはアナログ化したからといって思考がまとまりはしなかったが、紙に文字を書くのは単純に楽しい。あと、目が楽なのか肩が凝りにくい。書けない時もネットに引っ張られたりしにくくなる。調子に乗ってガラスペンなど購入してみたが、あれは書写を楽しむツールで書き殴るためのものではないと書いてみてやっと気づいた。
そんなわけで、日記がわりにしていたこちらのブログがずいぶん間が空いてしまった。
言い訳方々、時々、
「みてるよー」
と言ってくださる皆さんへの、
「元気ですよー」
のご報告です。
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