凄いですね。
しかしこの雨にあやかったお話。
私がこの一ヶ月、仕事にあたらせて頂いているのは、お寺のお仕事。
このお寺のお仕事には、一般のご家庭であまり使われない(床の間を除く)
畳ヘリを使っています。
このような畳ヘリを「紋へり」といいます。素材は各種色々ですが
今回使用した畳ヘリは「綿素材」のものでした。
この畳ヘリは上記写真を見ても分かるように、丸い紋の模様です。
これを、畳の端(すみっこ・角)に一紋一紋綺麗に出さなくてはいけません。
ヘリの大きさに畳が合っている訳でもなく、逆で畳の寸法に紋へりを
合わす作業がしつようとなります。
そんな中、私は最後の四天拝敷を製作するべく、ヘリのだんどりから行った。
本来、拝敷等には、若干の寸法の余裕がみられ、紋ヘリの寸法に
ある程度あわす事が可能とみていますが、今回の一枚は違う。
寸法の違いが許されない処に敷く拝敷なので、ヘリの段取りからの
勝負となりました。
又、御住職がお座りになる椅子の中に納める畳を作成。
厚み60ミリでオールボード畳床を使用。
一紋回しでの畳台になった。堅さを少しでも和らげる為
畳床にクショッン材を縫い付けています。
長きにわたりブログにて、初めて見たお客様や色々な人たちに
分かり図らいブログになってしまい、恐縮です。
めったに無いお仕事なので、興奮して書いたブログも多々ありました。
このお仕事をとうして、畳の又違った一面をご紹介出来ていたなら
これにこしたことはありません。このお仕事も後二日。
EPILOGUE はすぐそこに。