光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京都庭園美術館 「皇帝の愛したガラス」展 その5 深い森の光と影

2011年07月18日 | アート ガラス

このガラス鉢の絵・デザインは秀逸。  中国趣味 とヨーロッパの植物文様のバランスが絶妙で欲しい一品。



金箔などを使ったガラス作品、貴族などで使われたのでしょう。





パッと見には、綺麗な絵柄と思ったのですが、解説を読むとびっくり。 物語伝説では、毒蛇にかまれた子供を救うために自分の胸を突き、鮮血を子供達に与えて救ったとのこと。  この瓶はワインを詰めていたもので、ワインを讃える銘が、ペリカンの絵の横に刻まれている。  鮮血とワイン、関連させていますね。



磁器に似せたガラス製品。  中国や日本の陶磁器製品の人気や価値が高かったのがわかります。

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