NHKで大英博物館の特集が放映されている。 700万点のコレクションがあり、常設展示だけで15万点、それにくらべ東京国立博物館は11万点のコレクション、3千件の常設展示と、規模ははるかに小さいが、それでも10万を越す文化財を維持管理するのは大変なことだと思う。
今日は、地味ですが文化財を守るトーハクの取組みを紹介します。
この頃の展示では、花瓶などの割れやすいものは、細く透明なナイロン紐でで固定されています。
NHKの大英博物館の番組でも紹介していましたが、白い大理石のギリシャ彫刻に特殊な光線を当てると、昔、表面に彩色されていたことが分かってきた。 あのパルテノン神殿もカラフルな色彩に彩られていたのだ。
科学技術を駆使して、文化財のできた当時をイメージ再現できる時代になったことは喜ばしいのですが、反面、装飾過多の作品を見るとがっくりする気持ちもあります。
浮世絵のコーナが特に暗い理由が分かります。
修理作業も特殊なスキルが必要で、大変な作業ですね。 私も、服にこぼした醤油のシミ取りには往生しています。
保存作業に取り組まれる裏方さんたち、ご苦労様です。
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