"平成最後の満月をHUAWEI P30 Proで撮ってみた"という記事を見て、平成最後の満月(2019年4月20日)を撮り損ねていたことに気付きました。
前日はまだ青い感じの残る空にほぼ満月が出ているなぁと思いながら帰宅し、広島カープのナイター中継の際にちょっと赤い感じの月を映していたので、"明日が満月なんだよなぁ"と思っていました。
当日、日中から"きれいに晴れていた"という感じもなかったので、撮影するという気が・・・あまりなかったというか・・・別に"平成最後の・・・"といってもねェ・・・。
満月をスマートフォンで大きく撮るという事は結構困難なことです。
スマートフォンに簡単に取り付けられるぐらいの望遠レンズの場合はあまり拡大率が大きくないし、そこそこの拡大率の望遠鏡にスマートフォンを取り付けようとすると、しっかりとした三脚が必要になるし、しっかりとした三脚で固定した場合は・・・地球の回転に追いつかなくなるという事になります。
(手振れ補正の効く)ファインダーがある高倍率一眼レフ風のカメラの場合、結構手持ちでも何とかなるのですが、モニターだけのタイプでの望遠撮影はフレーミングが一定に成り難いので結構面倒なことになります。
更にレリーズボタンが独立していないスマートフォンであれば、モニター画面をタッチして"シャッターを切る"という事にもなり、余計にブレやフレームアウトを起こしてしましがちです。
安易に廉価な望遠レンズキットに手を出してもスマートフォンで満月を大きく撮ることは困難であることを・・・と思います。
ある程度の基本的なカメラの知識、ある程度の天体撮影の経験、スマートフォンの特性(+アプリの必要性)を熟知しておけば、月食や地球照なども撮れるかもしれませんが・・・自分ではそこに足を突っ込みたくないという事になります。
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https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/1181603.html
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