先々週末の野呂山ヒルクライムは悪天候により中止となりました。
そこに向けてのトレーニングがどのくらいなのか有効だったのか、検証するためにMTBで登ってきました。
クロスバイクやMTBをそのままの状態で運ぶには、車(Honda Fit)のリアシートを全部倒して、運転席、助手席も少し前に出して、乗せる必要があります。
前輪とサドルを外せば、片方のシートを倒すだけで車に載せることができます。
もちろん前列のシートは動かす必要もありません。
本来であれば立てた状態にするほうが良いのかもしれませんが、スタンド側の下にして寝かせて載せておきます。
出来るだけ身軽に自転車イベントに参加するためにも、前輪の取り外し、取り付け、ブレーキ等の調整が素早くできるようになる必要がありそうです。
本来であれば、(頂上に車を止めて)自転車に乗って坂を下ってスタート地点に集合してという流れなのですが、坂を下るだけでも体力消耗します。
下り坂では、『自転車をこぐ』という意味での体力の消耗はほぼないのですが・・・
サドルに全体重をかけたままで乗り続けているわけではないので、スピードを出すには、ハンドルのコントロールにそこそこ上半身を使いますし、舗装された道路をではありますが、微妙な段差をクリアするためにほぼ腰を浮かしている時間帯もありますので、下半身の体力も消耗することになります。
9月に登った際には、イベントの動きに合わせて移動・準備し、更に不必要に麓まで下って無駄に体力を消耗させていました。
大体の様子はつかめてきたので、今回はスタート地点付近の野呂山登山者駐車場に車を停めて、自転車の準備をします。
自転車本体を裏返し、前輪を取り付け、ブレーキの調整・確認をします。後輪は外していなので、ディレーラー等の調整は無しです。
携帯用のポンプは自転車に取り付けましたが、パンク等のトラブル対応品は準備しませんでした。
900mlのポカリスエットをドリンクホルダーに差し込んで、ゼリー飲料2つ、タオル、下りの際に寒さ対策としてヒートテックのシャツをいつも小さなカメラバッグに入れて準備します。
今回は『前回よりも早くゴールすること』、『途中で休まず(降車せず)上り続けること』、『フロントギヤの【ロー】を使わないこと』を目標とします。
走っている際の注意点は時速10kmの出来るだけキープすることです。
因みにガチなヒルクライマーはこのコースを30分弱で登りきるようで、コンスタントに20km/h以上で走っている!?バケモノです。
14時ちょうどにスタートします。
約8kmのコースには3kmと6km先に目標地点があります。そこを利用して給水する計画です。
前回ほどではありませんが、登っている最中には暑さを感じますので、状況に応じてポカリスエットを飲むのですが、市販のペットボトルをドリンクホルダーに差し込んでいるだけなので、キャップを外すだけの余裕がないとその動作が出来ません。
道中にふらつくと危険なので、目標地点の駐車場・退避スペースに移動させながら給水しました。
それ以外でも路側帯が広い場所での給水も試みました。
尚、ガチのヒルクライマー勢の方の中で『30分ぐらいの走行であれば給水無し』で済ませる方もおられるようですが・・・無理だよねぇ・・・。
前回(9月)は結構暑かったので、10分走って5分休むぐらいのペースのケースもあったのですが、今回は取り合えず、給水ポイントでも足を着かずにやり過ごすことができました。
フロントのローギヤ(22t)は使っていません。(ということはフロント46t・30tのクロスバイクでもいけるかも)
だいたいフロントミドル(32t)でリヤは3速目(24t)にしておいて、きつい場合は2速目(28t)に落としていました。
1速目(32t)を使うことはなかったはずですが・・・
15時5分ぐらいに到着しました。
きっちり10km/h以上をキープ出来ていれば1時間以内の登頂も可能だったのかもしれませんが、それは今後の目標としておきます。
実際は実家で用事を済ませるついでという感じではありますが・・・何も理由がないのに車で移動して自転車を走らせるということはないことにしておきます。