今回の夢の扉は、世界最速!?、 突発的な竜巻を予測し命を守る、 雨 粒を3D観測、“高性能次世代レーダ”で 気象観測革命という長いタイトルです。
ドリームメーカーは、そのレーダーを開発した、 大阪大学大学院 工学研究科の牛尾知雄准教授(49歳)です。
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負傷者64人、住宅損壊1200棟超、今年9月、埼 玉・千葉を襲った竜巻の被害です。
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竜巻は日本中どこでも、季節を問わず起こる可能性がありますが、わ ずか数分で発生するため、その観測は極めて困難です。
気象庁が発表する「竜巻注意情報」の適中率は 、約5%程度と言います。
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そんな気象観測の現状に挑み、自然災害による被 害を最小限に食い止めようと、 “次世代の気象レーダ”を牛尾さんは開発しました。
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従来の気象レーダは、竜巻やゲリラ豪雨をもたらす積乱雲を観測するの5分程度かかっていましたが、 次世代レーダーは、積乱雲の 発達の過程を、約20~30秒間隔で観測できます。 さらに、降雨の構造を3次元(3D)で観測できるという優れものです。
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突発的な気象災害の監視や、いち早い予知・予測 に役立つと期待され、 気象庁は、2014年度から、この次世代気象レーダ の導入を決めたそうです。
テレビの予報も変わるかもしれないですね。