引き続き阿修羅展の話題です。
展覧会の主役の阿修羅の展示場を図解してみました。(↑上の絵をクリック)
少し高めに置かれた阿修羅さんの周りを人がぐるぐる回っています。
その様は、地獄でたくさんの人がぐるぐる回って押す歯車みたいなもの(わかります?映画で奴隷とかがムチ打たれて回してるようなの)のようですw
いや、星々がまばゆい光を中心に回る銀河系のようと言ったほうがいいでしょうか。
興福寺に居られるときはケースの中なのですが、本展示ではケース越しでなく直に観られるのが良かったです。
係員はずっと最前列でもみくちゃで大変そうです。
他に主役に双肩するものも絵で紹介しようとしたのですが、大変なのでやめます。簡単に文章で。
華原磬(かげんけい)と伝橘夫人念持仏(でんたちばなぶにんねんじぶつ)がおすすめです。どちらも国宝です。
華原磬は鐘のような物ですが、私が日本で一番かっこいいと思う龍4頭が装飾されています。
伝橘夫人念持仏は阿弥陀さまと左右両脇侍の三尊像で普段は厨子に入ったかたちでしか拝めませんが、厨子から出されて後ろまで観る事ができるようになっています。
ざっと書き連ねましたが残りわずかとなった東京の展覧会。行こうか迷っている人は前にのせた鑑賞攻略法でぜひ。(もう何やっても混んでると思いますが)
ちなみに終了間近になって、最終日まで平日も夜8時までやってるようです。
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