東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

重度訪問介護 介護員交代バトンゾーン

2015年08月14日 | てくてくのまいにち

陸上競技のリレーのバトンゾーンをイメージして

介護員の交代時間帯を設けています。

例えば計画で15時交代の場合は14時から15時がバトンゾーンです。

15時から訪問する介護員は14時からは事務所待機時間です。

奨さんの生活の区切りとして不自然ではないところで交代する為、

交代は14時から15時の間になります。

自宅である場合もあれば、外出先のこともあります。

季節、予定、体調、気分によって人の生活は日々変化します。

食事の途中、移動の途中、コンサートの途中、話の途中など、

計画の時間通りでは交代が不適切な場合がほとんどです。

人の生活を時間で区切るには無理があります。

生活は呼吸や心拍が続くように、続いています。

この交代時間や場所は奨さんと介護員の相談によって決められます。

次の介護員への連絡は奨さんの携帯電話、携帯メールで行っています。

 

ささき

 

 

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重度訪問介護 てくてく アトリエすむちの場合

2015年08月14日 | てくてくのまいにち

てくてく アトリエすむちでは、1クール3ヶ月の

コーディネイトを採用することを前のブログで書きました。

3ヶ月ごとにコーディネイトが変化することで、

介護員が今まで訪問したことのない曜日、時間帯を受け持つことになります。

自分の訪問時間帯の前後や、全く他の曜日、時間帯の生活を知ることで、

どの時間帯でも訪問できるようになる事が目的の1つでもあります。

介護員にとっては交代のある勤務ですが

重度訪問介護利用者にとっては、生活はずっとつながっていて、

生活は介護員の交代ごとに区切れるものではありません。

この部分をより自然に行う為に、

バトンゾーンなるものを作りました。

バトンゾーンは交代に要する時間帯です。

より自然な交代時間はその日のよって違います。

それは、事業所側の計画によるものではなく、

利用者主導によって作られるものです。

それを形にする為に、バトンゾーンを設けました。


ささき


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サービス提供責任者の仕事 てくてく アトリエすむち の場合

2015年08月14日 | てくてくのまいにち

てくてく アトリエすむち では、3ヶ月をワンクールとして

1年4クールでコーディネイトに変化をつけています。

介護員はクール初めに目標をたて、クール後に自己評価をします。

奨さんの生活がより自然な流れになるには、

介護員の交代をどこに持ってくるのがよいのか、

訪問の時間数はどうか、

介護員自身の体力の配分、介護員同士の連携、休暇の取り方などを考えながら

毎月の支援計画に沿ってコーディネイトをします。

3ヶ月やってみた結果を奨さんに評価してもらい良い点は今後のクールに生かす、

奨さんからの希望を介護員みんなに相談して、新しいチャレンジもする。

これが てくてくアトリエすむち のサービス提供責任者の仕事の一つです。


ささき



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