マレーシアで道に迷う 

帰国しましたが思い出を書き記します。
と思いましたがだいなし日記に移動します。
長い間ありがとうございました。

福建人のお祝い・拝天公に参加する

2015-02-27 17:41:43 | 行事・文化
ゆうべ、というか夜中に、花火や爆竹の音 が響いていませんでしたか?
チャイニーズニューイヤーも一段落着いたと思われる何でもない日なのに
いったいナニ? と目が覚めた人もいるかと思いますが、
今日は福建人のお祝い、拝天公の日だったんです。  

旧正月から8日後、と今まで書いてきましたが、もっと分かり易くいうと9日目ですね。
今年は2月19日がお正月だったので、今日が9日目の27日で拝天公の日です。
もしよかったらとお誘いを受けまして、ありがたく参加させていただきました。 

夜中の0時から始まりますので、ゆうべ10時頃にお宅に到着。
部屋の中にはいろいろなお供え物の準備がしてあり、
細かい細工がしてある大きな物や、元宝(中国の昔のお金)をかたどった金色の塔のような物、数々の食べ物などが並んでいました。
     

時間になるとそれら全てを庭に作った祭壇のような場所に並べます。
      
祭壇の両端にはサトウキビが1本ずつ飾られていますが、
これは福建の人達がその昔の戦の時に、サトウキビ畑に隠れて難を逃れたという逸話から飾られているそうです。

家族の方たちが蝋燭を灯しお線香をあげてお祈りが終わったあと、
お供え品を前の道路に運び出します。燃やして天に届かせるためでしょうね。

まずは金色の紙を道路に敷き詰めます。なにか色々と書いてあります。
     
次に紙で出来た元宝をその上に載せます。折ってあるので、それを開いて形作りながら置いていきます。
どんどん折って置いていき、
   

山のように積み上げ、またその上にお札のような紙を載せていきました。
     

こんな細かい細工なので燃やしてしまうのが勿体ないようだけど全てを並べ、
   

火をつけると一気に燃え上がりました。
     

前の家も同じ様に道路で燃やしていましたが、
なにが驚いたかってこの道路を普通に車が火を避けながらギリギリに通って行くところ。
     

お供えの品が全て天に昇っていくのを見終わったあと、
     
こちらのお母様手作りの美味しい食事をして帰って来ました。
声をかけてくださったあかるいこさん、本当にありがとう。  感謝感謝! 

それから、全然触れてないけどお供えの中にある黄色いセロハン紙に包まれた大きな物が気になりますよねぇ?
長くなったのでそれはまた次に!