前々回の続きです。
まるで、たわわに実がなっているがごとく、公園の木の葉にビッシリ連なっていたアレの正体は・・・・・・?
役所で調べてくれて、公園となりの地区センターへ連絡が入りました。
木の名前は『ケヤキ』。
そして、葉についていた不可思議なモノは、やはり虫こぶだったのでした。
役所の方もこれほどの量の虫こぶを見た事がなく、ビックリしていたとの事
子供たちも遊ぶ公園の事、すぐさま駆除をする! ということではなく、身体に害のあるものでもないので、経過観察をするとの事でした。
しかし、虫こぶと言うコトバ、私は初めて聞いたのですが、調べてみると実に面白い。
原因は主にダニ、アブラムシ、タマバエetc.
彼らが植物の内部に卵を産みつけることによって、植物の組織が異常な発達をするものらしいのです。
今回見つけたのは葉でしたが、それだけじゃなく草類の茎や樹木の細枝、実などにも見られるらしいのです。
そして、中には芸術的形態の虫こぶもあるようで・・・。
虫こぶ美術館 とか 虫こぶギャラリー と称して紹介されていました
本当にすごく美しいものもありましたよ。
そしてビックリしたのは、マタタビの虫こぶ果実。
これには『木天蓼(もくてんりょう)』の名があり、古くから薬効が認められていて、マタタビ酒が珍重されているそうです。
ちなみに、正常な実はと言うと、薬用にならないらしく
(・・・・・・って言うコトは、中にいる虫の体から出てくるものが体に良いってコトか・・・??)
いや、まずは虫もあなどれない。スゴい虫の力ですね~~~~~~
ところで、役所の方は、今年の秋雪虫が大量発生するかも、と言っていましたが。
(何故、雪虫?)
調べてみました。
雪虫はアブラムシの仲間なのだそうです。
冬の訪れを教えてくれる冬の使者。
・・・1、2匹飛んでいるのなら、白い綿毛が可愛らしいと思えなくもないのですが、アレに大量発生されると・・・
顔につくわ、髪に絡まるわで大変だった覚えがあるので・・・大量発生しないでくれる事を願うのみです
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