何事も目標をもって進めば、結果は出やすいものです。
ですから、企業などでは社員にコミットさせると聞きますよね。
社交ダンスでは?
「私はまだまだ、踊れないの!」
という初心者からでも目標をもってがんばれるように、1年に2回、『メダルテスト』を行っています。
初級から始めて一番上のハイパーファイナルまでたどり着くには、最短でも6~7年はかかります。
で、10/27(日)は本年度2回目のメダルテストが行われ、テルコダンススタジオからも数名の生徒さんが受験しました
いつも少し早目に会場に行って、本番前に練習をするのですが・・・・・・。
試験だけじゃなくパーティーでデモンストレーションを披露する時もしかり、なのですが、いつも練習しているスタジオとは違う景色の中で踊ると、方向を見失う事がよくあります
試験当日も、練習の時にはみんながやけにステップを間違っていて
(本番、大丈夫かしら・・・・・・)
不安がよぎりましたが、イヤイヤイヤ、そこはさすがに、皆本番には強くていらっしゃる
ちゃんと全員、間違わずに踊りきりました。
(ホッとしました)
でも、実は試験の採点は『間違えないで踊る』ことは重要ではありません。
順番を間違っても、『いかに正しく踊るか』をジャッジされるのです。
フットワークとか、スウェーとか、それぞれの技ごとにきちんと定められた規定通りに動けているか、ということですね。
「先生、身体に入っているだけのものしか出てこないものですね」
と言っていた生徒がいますが。
そう、そうなのです。
身についてもいないのに、急に
(あそこはもっと大きく動こう、本番ではちゃんと身体を送っていけば・・・)
なんて考えながらその通りに踊れるものではありません。
正しい動きをしっかり身につけていなければ。
そして、身に付いた動きはなかなか抜けて行かないので、しばらくブランクがあっても高齢になっても、ちゃんと身体が動きを覚えていて、踊る事ができるのがダンスのとても良い所。
でも、身体が間違った動きを覚えてしまうと・・・。
なかなか修正が効きません。
ワルいクセがついてしまったら、正しくなおすのは大変 というキケンもあるのです。
でも、まずは何にせよ身体を動かすことから始めましょう!!
微調整は、私にまかせてね