お師匠様が汗をかきかき山菜採りにいそしんだ同日。
一の弟子は、親類の法事で道東へ行っておりました。
釧路湿原を越えてゆく1両編成の電車。
線路わきに時折姿を見せるエゾシカ(子育てシーズンなので、子連れ)、キタキツネやそのほかの小動物たち。
鈍行列車で目的の町まで行く道中、望遠鏡みたいなレンズを搭載した物凄いカメラで、停車するごとに駅へ降りて写真を撮る観光客。
観光地であります。説明文を書くと、旅情を掻き立てられる方もいらっしゃるかな(W)
ですが、一の弟子は法事が目的。
仕事の都合もあり、余裕のない日程で夜行バスで釧路へ。そこからさらに目的地へ。
完全に寝不足の目をこすりながら、目的地に到着。
唯一、助かったと思ったのは、だいたい一年間通して日本一気温が低いことの多いところなのに、それほど寒くはなかったこと…と。
思ったんですが。朝のうちは
この日、道東は記録的な猛暑日
陽が高くなるにつれ、みるみる30℃を越えてぐんぐん暑くなりました。
法事が終わって、帰りのJRを待つ段になって、レールの温度上昇によるJRの運休が続々と決定。
(うそぉ……)
JRが動いてくれないと、札幌まで変えるアシがありません。
(まず、この町から釧路まで……)
その後乗車予定の、釧路⇔札幌間の特急おおぞらも、続々と運休決定。
(……帰れないかも知れん・・・この地でまさか、暑さのために帰宅難民!?)
結局、夕方になってようやくやってきた釧路行きの鈍行に乗って釧路まで。
1両編成の車内が、途中の各駅で列車待ちしていた人たちでぎゅうぎゅうに。
そして、釧路での特急への乗り継ぎは全力疾走。
座席に着いた直後に札幌に向けて発車という、まさに綱渡り。
深夜近くに自宅へたどり着いたのですが、法事で出た食事のあと、何も食べている余裕がなかったのでお腹はペコペコ。
冷蔵庫から残り物をかき集めて、なんとか食事を終えた翌日は、完全に朝寝坊しました。
(ああ…有給休暇をとっておいて助かった……通院の予定は…ちょっと遅れちゃったけど)
疲労と寝不足で体調整わず…という状態で、行く予定だった病院の検査へGO!
いやはや……すごい経験をしました(笑)