1/87の車が走る、競争しながら走る、いったいどう言う構造になっているんだろう。
これは車の位置を検出するセンサーです。 車には磁石が付いているのでこのそばに来ると検出できる様です。
これ自体かなり複雑な回路の様です。
これが道路の下に所狭しとばかりに並んでいます。 道路の下に見えた真鍮の丸い穴はこれを取り付けるためのネジ穴でした。
このセンサーの上をハルバッハ配列の磁石が通るとこのセンサーが働くの説明です。
その出力から計算してグラフにすると、どこに車がいてどんな方向に動いているのかがわかります。
これで車の検出は概ねわかった。 非常に精密に正確に制御されている様です。
でも、車がなんで動くのかわからない。
地面の下に電流が流れて、車の磁石に力を与えて走るはずだ。 ちょうど、リニア新幹線のように、磁力で動かすはずだ、と思うのです。
ここで、動く説明があります。 磁気パルスで動かしているのです。
電磁場があり車内に磁石があれば動く。
それは理解できたけれど、地面の電磁場はどうやって作っているんだろう。
こんな動画を見つけました。 ミニチュアワンダーランド、Gerritsさんの日記の#83です。
道路下の基盤を手作りしているのです。 黒いのは端子です。それをはんだ付けしています。
これを23m作っているんです。 すごいな〜
これはヘアピンあたりですが、黒いのは端子、そして真鍮の丸はセンサーを取り付けるネジ穴。
どこに電磁場を作る電磁石があるのだろう? これがわからないんです。
多分、黒い端子ボックスの中にあるのかもしれませんが、その説明を見つけられません。
道を外すために、ソケットに入っている配線を外しているところですが、この時にも他の時にも下からの写真にセンサーがついていない。
前述の様にたくさんのセンサーを下からねじ止めしているはずなのですが、センサーがみえない、。 単に黒い端子にコードが入っているだけなんです。 もう訳わかりません。
でも、この黒い端子に入っているコードの数が馬鹿にならないほどあります。 きっとコイルが入っていると思うのですが、写真を拡大して見てもコイルがある様には見えない。 それにしても一つの端子に入っているコードが多い。
ということで、電磁場をどこで作っているのかよくわかりませんが、センサーからの信号をコンピュータに入れて解析して瞬時に電磁場を動かして車を任意の方向に走らせる。
ですから、膨大なコンピュータ処理が必要で、その基盤も自分のところで作っているし、これらの数学的な解析のために数学屋もいる様です。
この建物はこの方達が作っている様で、この部分の屋上は取り外し可能です。 きっちり正確にできているだけでは無くて、こう言うことをするので上のフィギュアや小物類もしっかり取り付けられています。 プロの仕事です。
この建物の下はトンネルです。 トラブルが起きたので建物を開けています。
その下にも2重蓋があるのですが、それを開くと車が多重クラッシュしていました。 こういうメンテナンスのためや、室内のメンテナンスのためにも建物も開られる様に作ってあります。 このクラッシュの後は原因を追求して道路の下の基盤に問題があるのかコンピュータのプログラムに問題があるのか調べて、開業に間に合う様に調整している最中でした。
これは、社長のブラウン兄弟です。 この二人でミニチュアだワンダーランドを立ち上げ、鉄道模型主体から空港、そしてF1にまで広げてきました。 今、F1が走っているモニターを見て歓声を上げているところです。
https://www.youtube.com/watch?v=1fikd9NfsSA
ここで、ボーナス
以前に空港を作ったことはご存知ですね。
これは空港の開港式 多分、2008年頃 たくさんのマスコミがカメラを構えています。
カメラの先にいるのは、帽子を被ったこの人。 見た途端にびっくりしました。
F1 ドライバーのニキラウダ氏。 事故で燃えたフェラーリで火傷をして顔から耳に跡が残っているのですが、伝説の人と言えるほどすごい人なんです。 この人がミニチュアワンダーランドの開港式に来るとはびっくり。
この時点で、GerritsさんはF1の建設を言っているんです。 まだ技術的に追い越しなどの方法がわからないけれどと言っていますが、空港ができたので次の大きなプロジェクトとしてF1を考えていたんです。
その時には、ニキラウダさんがアドバイスをすると言っていました。
この時から、14〜5年経って、モナコができたのでした。