鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

トミックスの新車

2024年04月21日 | 模型車両

最新の鉄道模型趣味誌TMS

この表紙、素晴らしいですね。 よくできているし素晴らしいジオラマには違いない。でも、私はこれは鉄道模型だとは思わない。 私なりの理由ですが・・・・・

 

 

新製品の紹介のページです。

トミーテックです。 HOのキハ40が出るようで、欲しいのです。

 

トミックスのHPで見るとこれです。 両運転台の気動車は1台買うだけで良いしHNモジュールに持ってゆくのに都合が良い。

そして色が明るくて好きだ。 私は、何線のどこで走っていたなどあまりに気しない、 見た目の感じが気に入ればそれで良いのです、が、 やはりここにも問題が。 まあ私は問題児なのでしょう。

トミックスの車両はDCCのことが何も考えられていない。 気動車がエンジン音を出し走る様は実感的だし、何よりもホイッスルを鳴らしたい。 それができないし何も考慮されていないのです。

 

これはROCOの最新カタログのパソコン画面を写したものですが、この気動車にはDCバージョンとDCCバージョンが発売されて、価格が違うので好きな方を選べば良い(赤線で囲った)。 DCCバージョンは当然、エンジン音からホイッスル、車掌の笛なども入っているしEBMFで速度も安定的に走れる様な機能もある(これらすべてDCCの車両なら当然の機能です)。

それが高価だと思えばDCの車両を買えば良いのだけれど、その場合でもDCCに簡単にアップデートできる様に、DCC用の端子がつけられている。 PUX22という端子でかなり新しい規格で私は詳しくは知らないが、その端子が付いたデコーダーを買えばDCCの機関車に簡単に変身できる。

ヨーロッパ製の動力車は全てこういう製品展開をしているのけれど、トミックスには何もついていない。 

さらに、最小回転半径がわからない。 ROCOの製品にはR2と表示されている。 これは半径420mmと決まっているので、このカーブまでは走れるのだ。 でも日本の製品はほとんど半径550mm以上とかだけれど、これを買ってHNモジュールの半径420mmを通過できるのだろうか? 

 

そして、もう一台 DD51の1000番台も発売されるとのこと

発売されるものと色が違うけれど、こちらの形で話をすると、これにもやはりDCCの端子はないし、DCC仕様も発売されない。

ディーゼル機関車の重々しいエンジン音がないとは如何にも残念でしかないのだけれど、トミックスは初めから自分のところではDCCはしないと言っていたので、会社の方針そのままで良いのだろうけれど、世界からはなんとも遅れているとしか言いようがない。

スマホの時代にガラ携どころか、固定電話しか売っていない様な感じだ。

これもROCOの機関車で先ほど同様DCとDCCが常識である。 

そして、通過半径がR2だ。 ちなみに少し前まではヨーロッパの車両はR1すなわち半径360mmが常識だったのだが、模型が精密になってきてR1では厳しくなったのでR2を最小通過半径にした製品になってきた。

でもって、DD51はと言うと、最小通過半径600mmだ、え〜 こんなに緩いカーブしか曲がれないの?ヨーロッパではもっと大きな機関車でも半径420mmを走れるのに、これでは家で走らせられない。 買いたくても買えないよ!

じゃ、やっぱり日本型は諦めてヨーロッパ型を買おう。 円安で高くなっても日本の模型より安いし。

 

でも、キハ40は欲しいな。 大改造覚悟で買おうか???

 

コメント (5)
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