ある日の朝公園で
これは雀ですが、シジュウカラの話で、新聞でシジュウカラが言葉を話すことがわかったと載っていました。
「ツピー」と鳴くとここだよと自分の場所を知らせて、天敵のモズには「ピーツピ(警戒しろ)、ヂヂヂヂ(集まれ)」と鳴いて集団で威嚇する。 テレビでは他の鳥もシジュウカラの言葉を覚えて、危険な時にはヂヂヂヂと鳴くと言っていました。
このような高度なことをするのはチンパンジーだけだと思ってたら鳥も意思を伝えるようだと言っていました。
私もかなり以前に、木の下で、弁当を食べようと思ったら、その木の枝に雀が来てヂヂヂヂと鳴き出しました。 すると他の雀も寄ってきて、皆で一点を見てヂヂヂヂと鳴き出したのです。 チュンチュンではなく、ヂヂヂヂです。 大合唱です。
何事かと思って、雀たちが見ている方を見ると、枝に蛇が居ました。
蛇が見えますか? 雀たちは適当な距離を置いて、ヂヂヂヂと鳴いて、蛇を威嚇しています。
とりあえず、私は弁当を食べる場所を変えて、だって上から蛇が落ちてきたら嫌なので、観察していたのです。
やがて蛇は退散しました。 近くにいた人が何があったんやと聞いてきたので、蛇が居て雀が威嚇していたと答えたのでした。
研究者が他の鳥がシジュウカラの言葉を覚えて、危険な時にはヂヂヂヂと鳴くと言っていたのは本当かどうか? たまたま研究者がシジュウカラを研究したので、そこが大元だと思ったのでしょうけれど、多分鳥たちの言葉というか警戒の鳴き声は、何十万年も前に鳥が派生してから続いていると思います。 生き物たちは生きるためのスキルを何万年もかけて磨き上げているのです。
人間だって、いろいろな言語があるけれど、女性が危険な時にキャーと声を上げるのは言語に関係なくDNAに刷り込まれた危険回避の言葉だろう。
霊長類研究でチンパンジーがこんなことをした、すごいと発表をしたのを聞いて、それぐらい犬でも猫でもやっているんだけれどと思うことが時々あります。 動物を馬鹿にしてはいけない、犬を飼っている人はわかると思うけれど、犬は人間の心を読んでいるし、それなりの犬語で意思を表している。
ということで、人間以外の生物を馬鹿にしてはいけない。 虫だって魚だって貝だって、それなりの環境で暮らして行ける様な工夫をして何万年も生きてきているのだと思う。
僕も仲間に入れてよ〜 と目で言っている。