鉄道模型のある生活ブログ

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「あをによし」にお客さんを乗せる。 その1

2024年12月12日 | 模型車両

エンドウの「あをによし」

走らせると、室内灯が綺麗で、中がよく見えます。 テーブルランプも明るく光っています。 でもね、お客さんがいないのは寂しい。 そこで、お客さんに乗ってもらいます。

 

床下器具を外した状態です。 中に、恐ろしいほどの配線が見えます。 テーブルランプ用の配線です。

 

床板のネジを外して、恐るおそる床板を外すと配線が短くてこれだけしか床板が持ち上がりません。

 

先頭車のヘッドライトに行くコードは特に短くて、この状態でピンピンで、このはんだ付けを外さなければこれ以上開かない。

こんな構造は見た事がない。 はんだ付けを外すのは簡単だろうけれど、組み立てるときにこの状態ではんだ付けするのは至難の業だ。 綺麗な車体にハンダゴテが当たったらと思うと、これ以上工作を進める気がしない。

そこで、エンドウに電話して、分解方法を聞きました。 「お客さん乗せたいのでボディーと床板を外したのですけれど。」

「コードのはんだ付けを外さなければ分解できないので、店に持ち込まないと無理ですが、特にそう言うサービスはしていません」 との事だ。

数日、考えて、自分で工作するしかない、と結論。

 

ヘッドライトのコードだけではなくて、テーブルランプのコードや、室内灯のコードなどもみんな短い。 エンドウでは室内にコードが見えないように短く配線しているとの事。 でもね、ボディーと床板に接点を作って簡単に分解するようにするのが普通じゃないんかい!

 

ヘッドライトの配線を外しました。 怖かったけれどハンダゴテを当てたらすっと外れました。 こう言う写真を撮っておかないと、組み立てるときにどの端子にどのコードがつながっていたのか分からなくなる。 だから手間でも分解中の写真はこまめに撮っています。 それにしても、グレーのコードの短い事。

 

ヘッドライトの配線を外したら床板がこれぐらい開きました。 小さな基盤はテーブルランプのLED用の抵抗とダイオードらしい。 それが4個ある。 そこへの入力として、両側の台車から配線がたくさんつながっている。 だんだん、配線がわかってきて、どれを外せば良いのかがわかってきました。

 

台車からの電源コードがプリント基板に入っている所のはんだ付けを外します。 でも、コードが太くて、しなりがないためか、元々半田づけされていたところが切れて、何本かコードが遊んでいます。 それは外そうと思っていたコードなので問題はないのですが、まあ、なんと配線が多い構造だ。

普通なら? こう言うところはプリント基板で一体化して綺麗に作るものなんだけれど、量産してる模型ではないので、如何にもハンドメイドの方法を取ったのだろうけれど、時代遅れ感は否めない。

真鍮板の床板が見えます。  まだ、この辺りの構造がわからないが、これを外すようだ。

 

何とか、真鍮板を外すと室内が見えてきました。 椅子が白く見えるアルミ?板らしきものについています。

今度は、この白い板を外さなければ。

構造がわからないので、色々調べながらの工作です。

とりあえず、床板を外す事ができて、もう一息です。

つづく

 


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