息子が小学校に行き始めて今日で3日目。
慣れない生活に、一生懸命立ち向かっている息子を見ていると
お父ちゃんは、この子に 今 教えられているんだな~と感じる瞬間があります。
俗に、世間では 「子は親の背中を見て育つ」 と言われています。
でもネ、ここで お父ちゃんは思いましたよ。
本当は、親が子の姿を見て、教えられているのかも? ・・・・・ と。
今のところ、お父ちゃんが息子に教えていることは、日本語とか挨拶とか礼儀とか
ですが、息子の寝顔を見ていると、本当は、お父ちゃんが教えられているのかも?と思った。
もっと根本的な、優しさとか思いやりとか ・・・・・ それに、やっと気がつきましたよ。
今、住んで お世話になっている タイ は仏教の国ですよね。
仏教と言えば、お釈迦様ですよね。
なんか、近頃 息子を見ているとお釈迦様に見えてくるんですよ。
息子に限らず、小さな子供達を見ていると、心が和む、これってなんでしょう!
息子を含め、子供達って、その都度 一生懸命に真剣に遊んでいますよね。
先のことなんか、考える余裕もないし、その場を精一杯遊びますよね。
さて、明日は 「ウイサカブッチャー」 で祝日です。
ウィサカブチャー(仏誕節)
陰暦6月の満月の日で、釈迦の誕生日です。ウィサーカブーチャーの日は、釈迦が生誕、大悟、入滅した仏教的に重要な意味のある日であるとされており、同日に起こった3つの奇跡へ想いを馳せ、釈迦の徳に対して礼拝するための儀式が行われています。
せっかく タイ にいるのだから、ここでお釈迦様のお話をひとつしますね。
お釈迦様が、ある時 弟子たちに こんなことを問いかけたそうです。
「人間の一生の長さって、どのくらいのものだ?」 ・・・・・ と。
お釈迦様に問われた弟子たちは、口々にこう言ったそうです。
「私の友人は40才で死んだので、40年でしょうか」
「いや、私の父は50年生きたので、50年ではないでしょうか?」
「いやいや、私の祖父は70年生きたので、70年でしょう」
弟子たちは、思い思いにこのように答えたらしいのです。
そこで、お釈迦様が答えた内容は次のような事だったらしい。
「お前たちが言ったのは、どれも違う」
「人間の一生というものは、刹那、刹那 この1刹那だけの長さだ」 ・・・・・・・ と。
1刹那とは、柏手を1回した中に65刹那入っている、それくらいの長さだそうです。
つまり、1刹那 ・・・・・ と言うのは、一瞬という人生の長さだそうです。
今という時間を、未来をこうすればいいと思いながら、生きていることがありますが
本当は、人を大事にしようとか、物を大切にするとか、現象を大事にするとかは
今、目の前に起きていることを大事にする ・・・・ と言う事らしい。
今、この一瞬、一瞬を最大限大事に生きることが、私たちが 今 することだそうです。
一瞬、一瞬を大事に生きること、これがお釈迦様の教える
「刹那主義」 と言うことだそうです。
何気なく、淡々と過ぎていく日々ですが、その一瞬、一瞬を大切に生きていこうと
息子を見て感じた ・・・・・ お父ちゃん でした!
今日はここまで・・・・・。
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ありがとうございました