チェンマイ発信・飲んべえ親父のチェンマイ子育て物語

お父ちゃんとその仲間達そして息子とのチェンマイ暮らしのお話です。

子供に教わることって ・・・・・ ありませんか?

2013年05月23日 | 子供と一緒

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息子が小学校に行き始めて今日で3日目。

慣れない生活に、一生懸命立ち向かっている息子を見ていると

お父ちゃんは、この子に 今 教えられているんだな~と感じる瞬間があります。

 

 

 

 

俗に、世間では 「子は親の背中を見て育つ」 と言われています。

でもネ、ここで お父ちゃんは思いましたよ。

本当は、親が子の姿を見て、教えられているのかも? ・・・・・ と。

 

 

 

 

今のところ、お父ちゃんが息子に教えていることは、日本語とか挨拶とか礼儀とか

ですが、息子の寝顔を見ていると、本当は、お父ちゃんが教えられているのかも?と思った。

もっと根本的な、優しさとか思いやりとか ・・・・・ それに、やっと気がつきましたよ。

 

 

 

 

今、住んで お世話になっている タイ は仏教の国ですよね。

仏教と言えば、お釈迦様ですよね。

 

 

 

 

なんか、近頃 息子を見ているとお釈迦様に見えてくるんですよ。

息子に限らず、小さな子供達を見ていると、心が和む、これってなんでしょう!

 

 

 

 

息子を含め、子供達って、その都度 一生懸命に真剣に遊んでいますよね。

先のことなんか、考える余裕もないし、その場を精一杯遊びますよね。

 

 

 

 

さて、明日は 「ウイサカブッチャー」 で祝日です。

ウィサカブチャー(仏誕節)
陰暦6月の満月の日で、釈迦の誕生日です。ウィサーカブーチャーの日は、釈迦が生誕、大悟、入滅した仏教的に重要な意味のある日であるとされており、同日に起こった3つの奇跡へ想いを馳せ、釈迦の徳に対して礼拝するための儀式が行われています。

 

 

 

 

せっかく タイ にいるのだから、ここでお釈迦様のお話をひとつしますね。

 

 

 

 

お釈迦様が、ある時 弟子たちに こんなことを問いかけたそうです。

 

 

 

 

「人間の一生の長さって、どのくらいのものだ?」 ・・・・・ と。

 

 

 

 

お釈迦様に問われた弟子たちは、口々にこう言ったそうです。

 

 

 

 

「私の友人は40才で死んだので、40年でしょうか」

 

 

 

「いや、私の父は50年生きたので、50年ではないでしょうか?」 

 

 

 

「いやいや、私の祖父は70年生きたので、70年でしょう」

 

 

 

弟子たちは、思い思いにこのように答えたらしいのです。

 

 

 

そこで、お釈迦様が答えた内容は次のような事だったらしい。

 

 

 

「お前たちが言ったのは、どれも違う」

「人間の一生というものは、刹那、刹那 この1刹那だけの長さだ」 ・・・・・・・ と。

 

 

 

1刹那とは、柏手を1回した中に65刹那入っている、それくらいの長さだそうです。

 

 

 

 

つまり、1刹那 ・・・・・ と言うのは、一瞬という人生の長さだそうです。

 

 

 

 

今という時間を、未来をこうすればいいと思いながら、生きていることがありますが

本当は、人を大事にしようとか、物を大切にするとか、現象を大事にするとかは

今、目の前に起きていることを大事にする ・・・・ と言う事らしい。

 

 

 

 

今、この一瞬、一瞬を最大限大事に生きることが、私たちが 今 することだそうです。

 

 

 

 

一瞬、一瞬を大事に生きること、これがお釈迦様の教える

「刹那主義」 と言うことだそうです。

 

 

 

 

何気なく、淡々と過ぎていく日々ですが、その一瞬、一瞬を大切に生きていこうと

息子を見て感じた ・・・・・ お父ちゃん でした!

 

 今日はここまで・・・・・。
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