ここ最近の有効求人倍率は、ほぼ右上がりだ。
2016年9月は、1.40倍だ。
1倍を超え始めた、つまり企業側が人材不足状態になり始めたのが、
2013年10月からだ。10月も1倍を超えるのであれば、丸3年、1倍
を超えていることになる。
1倍越えが3年続くのは、1992年以来だ。
実に20年以上も1倍を切った状態、つまり人余り状態だった。
20年も、買い手市場が続くと、人材不足の現在、企業の人事は
人材獲得にどうすればいいか、わからないのだ。
募集をだせば、応募がどっと来た。人材を選べた。
そんな時代が長く続きすぎた。
しかし、一方で完全失業率をみると、少し歪(いびつ)な様子が見えてくる。
有効求人倍率が、1.40倍を超えていた前回の時期は、91年の11月だ。これ以来
1.40倍を超えていなかったわけだが、91年11月は、完全失業率は2.1%だった。
現在の完全失業率は、3.0%。当時の同水準にはなっていないわけだ。
完全失業率は、94年7月を最後に、3%を超え続けている。
来月以降の完全失業率が下降を続ければ、
「人手不足なのに失業者がまだまだいる」という状態から変わっていくのではないか。
それでもなお、完全失業率が下がらないのであれば、
「求められる人材の質」に、求職者が届くように、いよいよ行政がメスを入れなければならない。
2016年9月は、1.40倍だ。
1倍を超え始めた、つまり企業側が人材不足状態になり始めたのが、
2013年10月からだ。10月も1倍を超えるのであれば、丸3年、1倍
を超えていることになる。
1倍越えが3年続くのは、1992年以来だ。
実に20年以上も1倍を切った状態、つまり人余り状態だった。
20年も、買い手市場が続くと、人材不足の現在、企業の人事は
人材獲得にどうすればいいか、わからないのだ。
募集をだせば、応募がどっと来た。人材を選べた。
そんな時代が長く続きすぎた。
しかし、一方で完全失業率をみると、少し歪(いびつ)な様子が見えてくる。
有効求人倍率が、1.40倍を超えていた前回の時期は、91年の11月だ。これ以来
1.40倍を超えていなかったわけだが、91年11月は、完全失業率は2.1%だった。
現在の完全失業率は、3.0%。当時の同水準にはなっていないわけだ。
完全失業率は、94年7月を最後に、3%を超え続けている。
来月以降の完全失業率が下降を続ければ、
「人手不足なのに失業者がまだまだいる」という状態から変わっていくのではないか。
それでもなお、完全失業率が下がらないのであれば、
「求められる人材の質」に、求職者が届くように、いよいよ行政がメスを入れなければならない。
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