YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 バルブクリアランス調整、キャブレター同調調整

2023年10月01日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
67,575.4km

昨日の続き。

XS250 テストラン、プラグチェック - YAMAHA XS250 (OHC) 記録

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エンジン冷間時にバルブクリアランス調整。
左右とも、インレットバルブのみ調整した。中間値の0.08mm。
アウトレットバルブは両方とも0.18mmだった。


タペットカバーのOリングがひとつ欠けていた。もったいないので切れるまで使う。


クランクカバーガスケット。かなり前から切れていた。オイル漏れがなかったので使い続けていたが、交換しておくことにする。


いつ買ったのか覚えていないプラグ。
間違えてネジ式のターミナルで無いものを買ってしまい、新品のまま置いていたものらしい。今のプラグキャップはターミナル用なので使える。熱価は一つ下でレジスター付のBPR6ES。これに替えてみる。


エンジンを温めるため、テストラン約5km。

67,580.5km

たった5km走っただけで左右の焼けがこんなに違う。まあ、バルブクリアランス調整だけで症状が治まるわけもない。


この前キャブを分解して再組立する際、同調スクリューを目視だけでいじったままになっている。

例の安いバキュームゲージで同調を取ってみる。
やっぱりめちゃくちゃ狂っていた。

同調スクリューを慎重に回して調整。
ほんの少し回すだけで大きく変わるものだ。


明日届く予定だったキャブテックが今日届いた。
念のため左シリンダーに再施工。


燃焼室の上の方にまだ汚れがあったのと、インレットバルブの汚れが気になっていたので、そのあたりを狙ってキャブテックを吹き込みしばらく放置すると、汚れが溶けてピストンヘッドの上に落ちてきている様子。


プラグを軽く掃除して取り付け。乾いた柔らかいカーボン。燃料系だろうな。オイル上がりとかではなさそうでちょっと安心。

テストラン約8km。

出足が全く違う。加速力がかなり良くなった感じ。キャブの同調だけでこんなに変わるのかと今更ながら思う。
アイドリングは安定しない。あいかわらず一定の周期で回転が急激に落ちるのと、ある程度の回転数で走っていてアイドリングに戻る時に、一旦1,000回転以下まで落ち、元に戻る。

67,587.9km

戻って再度プラグをチェック。
さっき真っ黒だったのに比べると、かなり良い。


右はちょっと薄い?


プラグを取り付け、アイドリング状態を確認。吹け上がりは良いが、やはりアイドリングが安定しない。コックをPRIにすると安定する気がする。フロートチャンバー油面を低くしたせいかも。

来週予定してるツーリングは、これで何とか行けそうかな。

キャブテックを使ったので、エンジンオイルは交換すべきか?


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