YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 キャンツー後プラグチェックとシリンダー内の様子

2024年09月23日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
先週2泊でキャンツーに行ったばかりなのに、「行けるときに行っとこう」とばかりに、今週は1泊でいつものお気に入りキャンプ場へ。

あいかわらず油温は簡単に100℃以上になったりするが、熱ダレは感じることなく、行きは雨の中阪神高速も利用して快調に走り到着。

到着と同時に、アイドリングが急激に下がった。どうもアイドリングが安定しない。エンジン回転数が上がっているときにはなんら問題なく、むしろ以前よりパワー感がある。



夜中から翌午前中にかけて雨が降ったり止んだり。今年はやたらと雨に遭うな。




何にもないけど、生き物がいっぱいで、きれいな川がある。
今回は野ネズミと出会った。あまりにすばしこくて写真に撮る暇もなし。たぶんヒメネズミじゃないかな。




最初にここに来た時には踏んでしまいそうなほどたくさん、そこらじゅうで飛び跳ねていたトノサマガエル。今や探しまくって、かろうじて1匹だけ見つけることができる状況。時期的なものもあるかもしれない。



前回給油時から280.7km程走って8ℓ補給。満タン迄入れてなくて、仮に満タンまで入れたとしても9ℓ程だろうから、30km/ℓ以上は確実。SOD-1 fuel Gを30cc+α添加。


帰りしなに琴滝に寄ってみた。




帰りは高速を使わず、全て下道で。
やっぱりアイドリング回転数が一定ではなく、1,500回転位で安定するときもあれば、次の信号で止まると1,200回転位で安定、あるいは1,000回転以下で今にもエンストしそうになったり。信号で止まる度に、アイドリング回転数調整スクリュー(スロットルストップスクリューって言ったかな?)を少し締めたり緩めたりするが定まらず。
やはり走行中は全く問題なし。むしろ加速感等はすごく良い。5,500回転位での巡航も、以前にもまして気持ち良い。Motul 5100の効果もあるのかな。

20時前位に帰着。


熱々のエンジンからプラグを外して見てみる。焼け色を見る限りでは全く問題なし。




ここでようやく、新規導入したスコープカメラがいよいよ登場。前のより少しだけ解像度が高いやつ。

右シリンダーは、ピストンのエッジ部分に堆積物があるが、概ねきれいな状態に見える。


左シリンダー。なんだか変な堆積物がピストンヘッドにびっしり。見るからにカーボンというか煤ならまだわかるのだが、この堆積物の成分は何なのだろう。


左シリンダーにのみ、RIZOILのキャブテックをプラグ口から吹き込む。すぐに泡が茶色く汚れてきた。


10分ほど放置すると、泡が液体になる。


プラグ口にペーパーウエスを当て、勢いよくキック(クランキング)すると、プラグ口から洗浄液が飛び出してくる。かなり汚れていた模様。


プラグを取り付け、左のマフラーから白煙が出なくなるまで5km走行。


多少は取れている気がする。普通のカーボンより硬い様に見える。



ある程度洗浄はできたが、原因をはっきりさせないと、また堆積物が溜まることになる。以前の左キャブ不調時のせいなのかもしれない。

とはいえ、こんど時間のある時に再度キャブテックをきっちり使用して、とりあえずできるだけこの堆積物を除去してみる。


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