天津ドーナツ

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ドーナツの皆さんに伝えたいこと~初代会長キュウバイバイさんから

2011-11-19 18:48:46 | 先輩からのメッセージ
先日面接で以下の質問がありました。チームワークをどう思っているとか。。。

以下は私その筆記試験で書いた作文で、ドーナツの皆さんにどうしても伝えたいことがありますので、校内に発表してみようかと思いました。



『チームワークの例を一つ挙げてください』

面接の時にもお話しましたが、仕事の経験がまだ長くないため、チームワークと言ったら、やはりサークルで経験したことを一つの例として挙げたいと思います。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

 その時、まだ社会に出ていなかったですが、社会に出る前の準備として、サークルでイベントを運営したり、いろいろな面で自分たちを向上させたりしていました。どんな仕事の担当者でも全て社会の基準で厳しく要求されました。皆力を合わせて、チームワークで頑張ってきました。もしチームワークがなかったら、イベントの運営もちゃんとできないし、天津市にある日系企業の方や社会の方々に認めてくれるはずがありません。更に、北京にいる名門大学の先生方や日本国際交流基金と日本海外青年協力隊の先生方がわざわざ天津に来られ、ドーナツのイベントを協力してくれるはずもないでしょう。ちょっと幅が広くなったかもしれないが、私にとって、チームワークは以下のような細かいことやいろんな面から現れているのだと思います。

① 週末に、ほかの学生は皆遊んだり、自分のしたいことをしている時に、ドーナツの担当者たちは会議を開催したり、学校を出てイベントの企画などを相談したりしています。

② 日本語学校の先生に「ドーナツが法律違反の団体だ」と言われた時に、メンバーたちはその先生に一生懸命ドーナツの意義と目標を説明し、私に何通も励ましの電話がありました。その時とても感動しました。

③ イベントを行う当日に、遅刻する人がいなく、皆早めに会場に来て、前の日の準備をもう一度確認し、イベントが終わったら、帰るスタッフがいなく、皆で会場の片づけをしました。

④ 夏休みや冬休みに、各イベントの担当者たちは皆休まずにイベント用の資料を作成したり、電話やメールでコミュニケーションを取ったりして、至急である時早めに天津に戻る場合もありました。

ドーナツの中でこのようなことがたくさんあります。チームワークを重視してきた私たちは現在かなり成長しているし、ドーナツ自身も各地方の方や団体から注目されているそうです。

以上です。

文章としてはまだ不足なところがたくさんあるかと思いますが、ご鞭撻、ご指導よろしくお願いいたします。



作文は以上です。

ドーナツの皆さんへ:

現在、ドーナツはもう三代目になりましたね。ドーナツは私たちの宝物で、私たちの人生の中でどれぐらい占めてしるか分かってくれる人が必ずいると思います。現在新しいメンバーたちと一緒に頑張るチャンスがほとんどないですが、ドーナツから卒業したものとして皆を心から応援しています。

私と一緒に初めから頑張っていた皆さんはこの気持ちが分かると思い、今の皆さんも頑張っている間必ず皆でチームワークで何かをする時のパワーが感じられると信じています。

ドーナツを始めた時、難しいことがたくさんあったんですが、皆が一緒にやる気があるので一つずつ必死に乗り越えました。顧みると、私は周りにいる皆さんからパワーや励ましをかなりもらっていましたよ。皆さんがいるからドーナツの成長が叶えられたのです。また、ドーナツがいるから皆さんと実現できなさそうなことができて、自分たちを鍛え、社会出る前にいろいろ準備ができました。本当に多くの人やことに感謝しなきゃ~。

現在、社会に出て仕事が始まってから、その時ドーナツを運営した意義が目で見えてきましたよ。仕事を担当する時の責任感、チームで仕事をする時のチームワーク、仕事の役割が分かる知恵、上司や同僚の話をちゃんと聞く真心、任せられた仕事の実行力・決断力、コミュニケーション能力、困難を解決する能力、、、、、、これらは全て会社が更に社会が要求しているものです。会社は学校ではないし、あなたを勉強させる場所ではなく、あなたが正しい態度で仕事をしてどれぐらい会社にもたらすことから人を評価している所です。だから、まだ学校にいる皆さんに、今のあなたたちはまだまだチャンスが多いですので、残りの大学時代をちゃんと惜しんで、しっかり自分たちを向上させてから社会に出てほしいと思いますよ。

最後に、ドーナツの皆さん、毎日皆が頑張っている姿を見て、すごく誇りに思っていますよ。いつも同僚にこう言っています。

“ほら、こちらは私の後輩たちですよ、皆きちんと頑張っているし、すごく将来性がある子たちですよ。”

。。。。この簡単な一言ですが、言い続けたいですよ。。。。

皆頑張り続けてね。いつもドーナツの皆さんを応援しているから~

就職講座担当の学生がやっていること

2011-11-19 09:52:00 | イベント・コンテストの予定
1.夏休みに、講座の概要を決めました。予定では、今学期からスタートします。

2.講座実施直前に、担当者と私の連絡ミスで中止にせざるを得なくなりました。

3.講座の講師を派遣する企業からは、厳しい叱責がありました。

4.ドーナツの会長と担当学生が先方に謝罪に行きました。

5.白紙の状態から、計画を練り直しました。

6.受講者(ドーナツメンバー限定)にアンケートをとることになりました。

7.担当講師および私のチェックを何度も受けて、アンケートが完成しました。

8.2度、先方に伺い、打ち合わせをしました。

9.今週の土曜日(19日)に、市内の3箇所の大学にアンケートをもって行き、自分達で説明・実施・回収をします。

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「アンケートをとる」ということのためだけに、こんなに手間をかけるなんて馬鹿みたいだ・時間の無駄だと思う人のほうが多いと思います。

「そんなのメールで送ればいいじゃないか」という気持ちに、私も傾きかけました。



でも、やっぱり、本当に大事なことは、直接伝えるしかないのです。



例えば、今年の7月に放送された「ガイアの夜明け」という番組の中で、

内視鏡でつかう「ハサミ型ナイフ」を作っている職人さんが取り上げられました。



一人ひとりのお医者さんのリクエストに応えるために、手作りで手術道具を作っている人なのですが、

その人が、吉林大学付属病院の内視鏡治療科の主任に呼ばれて、吉林まで見本を持っていきました。



「そんなの時間とお金の無駄だ。航空便で見本を送って、あとはスカイプとかQQで話せばいいじゃないか」

と考える人が多いでしょう。

でも、本当に大切な話をするときには、やっぱり「会う」ことが欠かせないと、私も思います。

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ドーナツの就職対策講座なんて、手術の道具を作ることに比べたら、本当に小さなことだと思います。

でも、そのちっぽけなことを手間隙かけて、心を込めて作っていくことがドーナツのいいところです。



出来るだけ楽をしてお金をもうけること=頭がいいことの証明と言われる社会で生活していますが、

それとはまったく逆の仕事の仕方があるということを、ちょっとずつ証明していきたいと思います。