天津ドーナツ

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本田宗一郎氏の社長引退スピーチ

2012-02-18 12:14:53 | 顧問・アドバイザーから
私が「低公害エンジンの開発こそが、先発四輪メーカーと同じスタートラインに並ぶ絶好のチャンスだ!」と言ったとき、研究所の若者は「排気ガス対策は企業本位の問題ではなく、自動車産業の社会的責任のうえからなすべき業務です!」と主張して、私の目を開かせ、心から感激させてくれた。

残念ながら「若者はいいなあ、若者にはかなわないなあ」と感ずることが多くなってきた。

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ドーナツは、「教育産業の社会的責任」を果たすためにやっているのであって、

どこかの大学や教師の実績作りのために始めた活動ではありません。



あの本田宗一郎氏でさえ、自分が組織を中心に考えたら引退をしなければと言っているのですから、

たかだか天津の日本語サークルであるドーナツが、自分たちのために周囲や学生を利用しようとするなんて、

思い上がりもはなはだしい、貢献できるチャンスをいただけるだけで幸せじゃないか、と思うのです。




ドーナツというプロジェクトのために学生がいるのではなく、


学生達のためにドーナツがあるということを、何度でも確認しておきたいと思います。