天津ドーナツ

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天津理工大学 王麗娟さん

2010-06-14 21:28:27 | ドーナツの宝
次のドーナツの宝は、天津理工大学の王麗娟さんです。

王さんは、ドーナツの1回目の会議にも出席し、第1回目の2年生スピーチコンテストの責任者として、準備を進めてきました。ほとんど毎日のように私と打ち合わせをし、休みの日も司会の練習をしていました。

そして、頑張りすぎたせいで、体調を崩し、故郷に帰っての療養を余儀なくされてしまいました。今まですべてのことを進めてきた王さんがいなくなったのですから、残った人たちは大変でした。王さんは準備の責任者だけでなく、司会も引き受けていたのですからなおさらです。

結局、もう一人のドーナツの宝、王ギョウさんと部長の邱さんが司会をすることになったのですが、2人とも休日返上で練習をして、何とか間に合わせました。

それは、司会の原稿をきちんと準備していた王麗娟さんのおかげですし、他のスタッフの仕事が滞りなく終了できたのも、王さんが故郷にいながらも、コンテストの準備の進行具合を気にしていてくれたおかげです。


そして、今年に入っての1年生スピーチコンテストの司会が急にやめてしまったとき、私は王麗娟さんに、お願いをしました。それは、その時点で司会を任せることができるのは、王さんしかいなかったからです。

とはいいましても、前回の準備だけでそれを決めたわけではありません。

私の授業を受けているときの真剣な顔、目標に向かって地道な努力を続けることができる根性、冗談を言って笑っているときの笑顔など、舞台に立っても大丈夫だと思える日常の態度を見てきたからです。

期待していたとおり、ピンチヒッターとは思えない堂々とした司会ぶりでした。
それは、何度も自分から私に連絡を取り、司会のセリフを練り直し、段取りを確認し、発音を確認するといった地道な作業の積み重ねの賜物です。

王さんは今、来年の自分の進路のためにドーナツからは遠ざかっていますが、それが落ち着いたら喜んで手伝ってくれるとのことです。

次に王さんが戻ってくるときに、もっと楽しいサークルになっているよう、私も頑張ります。

困ったときにはきっと助けてくれる王さんがいて、ドーナツは何とかここまでくることができました。本当にありがとうございました。













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