天津ドーナツ「考えるための日本語基礎ゼミナール(仮称)」説明会資料
2012年3月24日(土)
ドーナツ学習部門担当 王永钥
天津ドーナツ顧問 川端敦志
1.目的:覚えるだけの日本語学習からの脱却法を、各大学で検討し、他大学と共有する
2.方法:各ゼミで試行錯誤したものを持ち寄り、発表・検討。
3.ゼミ設立提案の理由
(1)日本語学習法の偏りの修正
①日本語能力試験:N1合格者でも、日常会話が出来ない人がいます。
②卒業論文:企業の面接で提出を求められることはありません。
③スピーチ・プレゼン:コミュニケーションが成立していません。
④一人の日本人教師が、日本語・日本人・日本を代表することはできません。
⑤授業と授業・科目と科目、教室と外…がばらばらに切り離されています。
(2)日本語教授法の改善
①個別性の不足:共通して学ぶべきことだけで終わっているのが現状。
②教師の得意分野が生かせない:
苦手な科目を苦手な方法で教えている先生が少なくありません。
=苦手な方法で学んでいる学生が少なくない可能性があります。
(3)自由な時間(可処分時間)を作る
①授業中の疑問を、その週のうちに解決できる
②知識を整理しながら、授業を受けることができる
③授業に臨む態度が、受身から主体的になる
④教師との関係が良好になる
⇒①~③の結果、授業内容の定着速度・定着率があがり、予習・復習に必要な時間が短くなる。
4.発起人の期待:3の状況を改善すること
(1)形式主義≒裸の王様からの脱却
A:海抜0mからの900m(30ページの報告集)
B:海抜7800mからの900m(30ページの報告集)
⇒同じ「900m(30ページの報告集)」でも価値が違うことがあります。
(2)一人ひとりの「納得」(≠説得:前回の反省点から):個別性の追求
A:学生―それぞれの学生の考えていること・根拠は違います。
B:ゼミ―それぞれの学校の特徴・条件・雰囲気は違います。
(3)交流・つながり・切磋琢磨
A:ゼミ生同士
B:ゼミ生と指導教師
C:他大学のゼミ生・指導教師
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一日でも早く、「天津ドーナツ…」ではなく、「天津市日本語ゼミ」になってほしいと思います。
2012年3月24日(土)
ドーナツ学習部門担当 王永钥
天津ドーナツ顧問 川端敦志
1.目的:覚えるだけの日本語学習からの脱却法を、各大学で検討し、他大学と共有する
2.方法:各ゼミで試行錯誤したものを持ち寄り、発表・検討。
3.ゼミ設立提案の理由
(1)日本語学習法の偏りの修正
①日本語能力試験:N1合格者でも、日常会話が出来ない人がいます。
②卒業論文:企業の面接で提出を求められることはありません。
③スピーチ・プレゼン:コミュニケーションが成立していません。
④一人の日本人教師が、日本語・日本人・日本を代表することはできません。
⑤授業と授業・科目と科目、教室と外…がばらばらに切り離されています。
(2)日本語教授法の改善
①個別性の不足:共通して学ぶべきことだけで終わっているのが現状。
②教師の得意分野が生かせない:
苦手な科目を苦手な方法で教えている先生が少なくありません。
=苦手な方法で学んでいる学生が少なくない可能性があります。
(3)自由な時間(可処分時間)を作る
①授業中の疑問を、その週のうちに解決できる
②知識を整理しながら、授業を受けることができる
③授業に臨む態度が、受身から主体的になる
④教師との関係が良好になる
⇒①~③の結果、授業内容の定着速度・定着率があがり、予習・復習に必要な時間が短くなる。
4.発起人の期待:3の状況を改善すること
(1)形式主義≒裸の王様からの脱却
A:海抜0mからの900m(30ページの報告集)
B:海抜7800mからの900m(30ページの報告集)
⇒同じ「900m(30ページの報告集)」でも価値が違うことがあります。
(2)一人ひとりの「納得」(≠説得:前回の反省点から):個別性の追求
A:学生―それぞれの学生の考えていること・根拠は違います。
B:ゼミ―それぞれの学校の特徴・条件・雰囲気は違います。
(3)交流・つながり・切磋琢磨
A:ゼミ生同士
B:ゼミ生と指導教師
C:他大学のゼミ生・指導教師
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一日でも早く、「天津ドーナツ…」ではなく、「天津市日本語ゼミ」になってほしいと思います。