散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

本を読んで、読みたくなった本。

2008-01-26 15:56:34 | 日記
最近お気に入りの本は著者高田崇史のQEDシリーズ(講談社文庫)。
移動時間の暇つぶしに買った『QED 鎌倉の闇』を読んだのをきっかけに既刊のものを次々と読んだんです。
その中でシリーズ3作目の『ベイカー街の問題』で扱ったホームズに関わる謎。
小さい頃に読んだホームズものを改めて読んでみたくなり、昨日会社の帰りに本屋に行き買ってきました。
複数の出版社からホームズシリーズは出版されていましたが、著書の中では『創元推理文庫、阿部知二訳』を引用していたそうで私も創元推理の本を買おうと思っていたんですが、隣の書庫には『光文社文庫、日暮雅通訳』のホームズもの。
両方を手に取り比べてみると値段は光文社文庫の方が二百円ほど高い設定。
ただし、新訳と銘打っています。
同じシャーロック・ホームズの冒険。
文章(訳)を読むと文頭(ボヘミアの醜聞)、ある女性に関する記述で『他の女性の光を』と『他の女性全体もくすんで』となっています。
光り輝いて(華やいで)見える女性がいて周りの女性が目立たないという状況の説明でしょうが、原文は読んだ頃がないので判りませんが、周りの女性がくすんで見えるといった言い回しの方が判りやすい気がしたので、価格差には目をつぶり光文社文庫の方を購入。
昔の翻訳物もこのように改めて訳し直して出版してくれるとうれしいです。
読んでいて不可解な単語や当時一般的なものでなく変な日本語になっている本が多いですから。
これからゆっくりとホームズものを読み始めます。
では。
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