横浜で動物園というと最近の観光案内では横浜ズーラシアが有名ですが、地味ながら動物を見たいならば行って損はない『野毛山動物園』です。
何といっても無料です。昔ながらの動物園ですから檻が近いです。植物の陰で動物が見えなくなる事はありません。
また、園内には動物ふれあいコーナーがあり小動物に触れる事が出来ます。
と、いう訳で自転車で自宅から出発したんですが、野毛山と言うくらいですから山の上にあります。
普段はデスクワークで外出も電車、車で歩く事の少ない週一自転車乗りには試練の坂道でした。
坂道はほとんど降りて自転車を押して登って行きました。
駐輪場に着いて自転車を停める時には吐き気とも貧血とも言えない危険な状態でしばし休憩。
たばこを一服して入園です。(園内は当然禁煙で一ヶ所だけ喫煙所あり。)
入ってすぐのところで家族連れの人達は記念撮影をしていました。
人の流れが切れた所で撮影。
園内地図を見ながら順番に見て回る事にしました。
最初はツル・オシドリ・トキの仲間のゾーン(檻)です。
次はレッサーパンダです。割と活発に動き回り、お尻を地面に着け振ったかと思うとおしっこをしてました。
3つ目はチンパンジーとマントヒヒの檻。
チンパンジーはおとなしく座っていて、マントヒヒは毛繕い熱中しており特に動きなし。
つぎは爬虫類館です。
こちらは変温動物ですので、温度調節された室内で展示されています。
亀・蛇・ワニが数種類います。左の写真の亀は日本国内初公開のヘサキリクガメだそうです。
爬虫類館を出るとライオンとトラの檻で、反対側にはシマウマとキリンがいます。
動物園と言えば、トラとライオン。象、キリンです。
トラは檻の端から端まで何度も往復してくれていますので、檻の前にいれば近くまで来ますし体の両側を見せてくれます。
それに引き換えライオンは寝たまま。しっぽさえも動かしてくれません。野生でも雄は何もしないのかも知れませんが・・・。
タヌキ、アナグマなどの檻です。
写真は他にはハクビシンやホンドタンヌキも撮影したんですが、隅っこに丸くなっていただけですので、このアナグマの写真を掲載しました。
こちらはお馴染みのキリンです。
餌の草は檻の高い位置に置かれているので食べている所が近くから見えます。
人間もキリンも首の骨の数が7個で同じと言う事ですが、この長い首を見るとどうも納得出来ません。
よっぽど、一つの骨が長いのでしょう。
続いて隣りはフラミンゴ、ダチョウ、フタコブラクダです。
但し、ダチョウは檻の奥でお休み中なのか写真はなし。
らくだの感想はただデカイの一言につきます。座っていたので立ち上がった大きさは想像するしかありませんが、顔の大きさからしてデカイのは間違いありません。
左がアカエリマキキツネザルで右がアビシニアコロブスです。
ふさふさの毛が触ってみたくなるようなフワフワ感です。また、アビシニアコロブスの白い尾はこれも触ったら気持ち良さそうでした。
写真最後を飾るのはペンギン。このとぼけた表情と動きは見ていて楽しいものです。
ほとんどのペンギンが横になっていた中、直立している姿が面白かったので撮影。
他にも猛禽類やワラビー、ツキノワグマ等色々な動物を身近に見る事ができます。
今回は写真撮影を目的に来たので足早に回りましたがゆっくりのんびりと見て楽しめばあっという間に一日が終わると思います。
アクセスですが、
京浜急行日ノ出町駅から歩いて約10分(上り坂)
JR桜木町駅からバス89系統で動物園前下車(お勧め)