今、ミレニアムゴジラシリーズ6作品が放送されている。
『ゴジラ2000-ミレニアム-』『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』と見てきたが、
今日放送された『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』は、見応えがあった。
以前、放送された時にも見ているが、
今回は、2作品を見た後だけに、何かが違うなと思いながら見ていた。
’54年の『ゴジラ』をパロッった場面も面白いが、
カメラ・ワークというのか、特撮の扱いが’54年の『ゴジラ』作品を彷彿させてくれた。
リアル感は、実写と怪獣の合成で生まれる。
怪獣の対決シーンも同様で、ジオラマが多用されると、こども向けの怪獣映画のようになってしまう。
さらに、ドラマ中心は、ゴジラでなく人間であること。
その点で、宇崎竜童、新山千春が演じた親子を中心とした話が、怪獣とうまく絡み合っていて、いい緊張感が続いた。
映画の後半は、見ていてワクワク・ドキドキの連続であった。
しかし、キングギドラがX星人の手先でなく、「ヤマト」の味方になってしまったことに違和感を感じるのは、キングギドラの初登場シーンが強烈な印象として植え付けられているからでしょうか。汗!
http://www.nihon-eiga.com/godzilla/hoso/