徳永写真美術研究所では
年に一度、大阪にある紙屋さん<竹尾>の営業所を訪れ
たくさんの紙見本を見ながら
シルクスクリーンプリント用の紙を購入しています。
今年は先月に紙を購入したのですが
その際、対応してくださった社員さんより
「ぜひとも、大阪で開催するペーパーショウにお越しください。」
と
お声掛けいただいたので
竹尾ペーパーショウに行ってきました。
実は・・・ペーパーショウの事は
以前から知っていたものの
足を運んだ事はありませんでした。
なので、はじめての訪問。
私にとって、このショウは
原研哉さんが企画・構成をされている点も興味のあるところでした。
原さんの執筆されたコラムなどに共感する事が多く
以前から気になる人だったのです。
会場は
心地よい緊張感を演出する効果音(?)が流れ
展示台に様々な紙の魅力が紹介されていました。
しかし・・・この展示台
細い脚のため、私の鞄が脚にかすった際、
天板が大きく揺れ焦りました。
(-"-;)
天板を大揺れさせた後は
展示台との距離を見定めながら
更に緊張感を持って会場をまわりました。
会場で感じた紙の魅力はたくさんありましたが
最も私が関心を寄せたのは
各展示台に添えられた解説文。
400~600字程度の文字数の中で
簡潔明瞭にわかりやすく
紙についての考察過程が記載されていました。
ここ10数年、文章を書く仕事が多く
いつも七転八倒する私。
この場で読んだ文章のクオリティの高さに感動しました。
*
大阪での
TAKEO PAPER SHOW 2014
は
12月7日まで。
会場はグランフロント大阪北館です。
記:徳永好恵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・