徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

神経組織を攻撃する作品群:FRANCIS BACON展

2013-08-16 | 展覧会案内


澄み渡る青空の中
東へ向かって3時間のドライブをしました。
行き先は豊田市美術館
開館以来18年ぶり2度目の訪問です。


目的の展示は
フランシス・ベーコン展
9月1日まで開催



美術館入口です。



写真の人物がベーコン氏。
作家のポートレイトとしてはステキ過ぎる?
写真の展覧会かと見間違う看板だと思いました。



ベーコンと視線を合わせる写真左角のTakayuki。



フランシス・ベーコンについては
大学の授業で知って以来
一度、しっかり見たい画家の一人でした。
今回の展示は、日本初、アジア初の大規模個展との事。
この機会を逃すまいと訪問しました。

展示を見て最も興味を持った点は
絵の前にガラスorアクリルを挟むか否かについて。
挟む事で生まれる反射を
視覚効果として認識するかどうか
時によって考えが変化するところが共感できました。

自作を「神経組織を攻撃する作品だ」と語るベーコンですが
その言葉の通り、見終わった後は攻撃された感がありました。
とても見応えのある展示で満足。

現在
名古屋であいちトリエンナーレが開催されています。
名古屋と豊田をハシゴして
美術鑑賞三昧の一日を過ごすのはいかがでしょうか。
オススメです!

記:徳永好恵




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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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