電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

人工葉用アルコール

2009-02-23 21:56:54 | 昆虫関係・日本蝶類学会
写真は「葉緑素の蛍光」自室にて。
葉緑素の溶け出した緑色の液体が、光を当てるとエネルギーを得るのに次の反応に進めないので赤く光ります。
中央のは普通に光った感じ、左下は特に光ってるけどピンボケだから…ってやつ。

きょう、蝶の産卵用人工葉用のアルコールエキスが相当色落ちしていることに気が付いたので、自宅のミカン葉で少し濃度を濃くしてみた。
昨日のインセクトフェスティバルでは一応蝶の蛹も買ったので、春の繁殖に向けてアルコールエキスが駄目になってたんじゃ話しになりませんからね。

んで、新入生歓迎用に準備を進めている「葉緑素の蛍光」っていう演示実験があって、それは生物部ではアセトンやらを使ってやってます。
しかし、試薬のアセトンだと上手く行かず、今日は私が家から持ってったアセトン入りの除光液でやったら大成功。
んで、家に帰ってから「葉緑素の蛍光」のために作った液体とこの「蝶の産卵用アルコールエキス」は溶媒が違うだけで実質同じ液体だということに気が付いたので、これに光を当てて蛍光するか確かめてみた。

蛍光するではないか!!
今までアセトンなんて使ってたの馬鹿じゃないの?
これは500mlたった300円ぐらいの燃料用混合アルコールだからね。
まぁ、こんな手持ちの薬品で済ませた実験なんて「ちっとも絵にならない」わけだが、数値を計測したりとかしない実験じゃなけりゃ正直これで充分なんだよね。


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