電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

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電車道とは…
廃線あとの道路・・・想い出を辿りながら新しくしていく喩え。
相撲で立会い一気に押し出すこと…目標に一直線に進む喩え。・・・でんしゃみち。
マナーと良心を持って鉄道を楽しむことをいう造語。・・・でんしゃどう。

いろいろ悩んで日本の将来のために教育業界に就職しました♪♪ 小学生を相手に塾で理科の先生をしています。

ナナシサンのHNはヤママユガ科の和名から。

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駒場祭2014

2014-11-25 23:03:49 | 筑駒生物部,生物五輪,東大生研,みかみ部.
11月22日から24日にかけて東大の駒場祭がありました。
私たちのサークルも出展していました。

出来事については書くと長くなるので、展示のようすだけ記録程度に書いときますね。



私は駒場祭のために記念スタンプを作って持って行きました。
右側がそれです。

どこかで見たことあるという方、左のですね??
生物部時代に作ったものを流用しました。

下描きなしで左の彫象と見比べながら彫ったもので、ちょっと変になった(笑)
しかも、使ってるのがゴムパッキンなので彫りにくいんだこれが・・・Ainの消しゴムなら彫りやすいんだけど。

とはいえ、実物よりキャラクターチックにデフォルメした雰囲気になって良かった部分もあるかも。

でも、あんまり押していった人いなかったな・・・



みかみんの化石展示。
いつも、説明の大きな紙を印刷してきてて流石。


このネペンテス・アラタも説明してる髭面の彼も懐かしい。


ほねほねー


ほねほねー


虫華丼だとさ。
いつか「ゲテモノ料理選手権」をやってみたいね。
そしたら本気で上手いゲテモノ料理を作ってみせる。

サークル内では私の料理は美味しいことになってるし。


ありゅー氏の展示。
こんなに沢山の標本箱をよく持ってきたこと・・・部室においてるのかしら。
私とちょうど対角線だったので、部屋の対角線の二カ所で構造色の展示をしているという・・・


美味そうなエビたちでござる。


まろんさんさんの蛇の展示。
いいなー蛇を育てたくなったでおじゃる。
あと、ゆるふわ勢のみんな蛇を飼うようになって飼育が格段に上手くなってる気がする・・・失礼ながら前は虫とかネズミとかすぐ死なせてた印象しかなかったのに。。。


ミ=コさんのクラゲコーナー。
双眼実体顕微鏡がいいね・・・レンズはカビてないうえに、20倍で視野数15だから、10倍レンズに換算すると視野数30の広さで見えるわけで・・・
私が貰ったのは15倍で視野数14だから10倍レンズに換算すると視野数21の広さですか・・・これでも狭くは無いんだろうけど。


写真コーナー。
生研のですけどね。



これが私の展示テーブル。
標本はかなり減らして移動用の標本箱で持ってきました。

何せ顕微鏡ちゃんの体重が10㎏超える重さなもので・・・
客に「これが噂の可愛い顕微鏡ちゃんですか??」とか聞かれて何その知名度ってなった。
知り合いならまだしも、初めて会う人に言われたりしたもんwww

「わぁ顕微鏡が最新鋭!!」って言ってくれた人が居た。
40年前の顕微鏡ですが・・・確かに現代の研究用と比べたらずっと機能は劣るけども、耐久性は間違いなく高いはずだし中高や大学の実習用の生物顕微鏡と比べれば性能も劣らないとは思う。


顕微鏡ちゃんの見てる景色。


ちなみに、顕微鏡を相手が覗いている最中にこちらがカメラポートから覗いてピントを合わせてあげると、喜んでもらえる上にとっても顔が近づくことに気付いたので、コミュ障の理系男女諸君はこんどやってみてくださいww



物販も人気なのです。


こちらにも。

私の出した標本はシタベニセスジスズメのペアとかで、最後まで売れ残りましたが何人か買ってくれました。
インセクトフェアで出したらちゃんと売れてくれるだろうに・・・

写真は予想以上に売れました。
解剖シリーズが1種類を除いてストック用に用意していた数枚ずつも含めて全て売り切れ!!!



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顕微鏡ゆるキャラ

2014-11-19 20:42:44 | 娯楽と作品
もうしばらく経ちますが、駒場祭用に恐らく世界で初の顕微鏡のゆるキャラを作りましたのでブログにも挙げときます。


オリンパスBHAモデルの顕微鏡くん。


オリンパスBHBモデルの顕微鏡ちゃん。


双眼実体顕微鏡もゆるキャラに!!!


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ぷんぷん鱗粉♪

2014-11-16 20:46:32 | 顕微鏡

久しぶりに顕微鏡をアップグレードしました。
アップグレードして要らなくなった部品は売るのでそんなにお金がかかりまくってるわけではありません。


まず、レボルバーが6穴になりました。
あと1個対物レンズを付けることが出来ます。


傷がついていたSW10×の接眼レンズを傷のついていないSWHK10×の接眼レンズに交換しました。
SW10×の接眼レンズの傷はかなり目立つものだったので、これはSWHK10×にできてよかった・・・


駒場祭の準備も着々と進んでいます。
私は顕微鏡ちゃんを持って行くので、駒場祭に来る予定の方は何か持ってきていただければ顕微鏡で見られるかもしれません。


今日は蝶の鱗粉の構造色をみてみましょう。
まぁ構造色って言っても反射光を見てるだけなんですけどね。


これはウラゴマダラシジミの鱗粉を透過光(下からの光)で見ています。


それを落射光(上からの光)に変えてみると、何か光ってる鱗粉とそうでないやつがありますね。


暗視野モードにしてプレパラートの反射光をなくしてみると顕著になりますね。



では、これは何の鱗粉でしょうか???


実は構造色で有名なあのモルフォチョウ!!! こんなに違うのですよ!!!
でも、鱗粉の並びで同じサンプルだということが分かると思います。



では、これは何の鱗粉でしょうか???


上から光を当てるとこんな感じ。
アカエリトリバネアゲハです。



最後はこちら!!!
何でしょうか・・・うっすら色が見える気もしますが・・・


アカメガネでした!!!
初め緑っぽいかなってところがオレンジで、オレンジっぽいところが緑に光ってます。
表から見た時に失う光以外が透過して見えるからなんでしょうかね。


ちなみに、構造色の性質が強くない鱗粉は、例えばここに載せたことのあるもので言えばカバマダラだとかタイスアゲハなんかの鱗粉は透過でも落射でも同じような色に見えます。




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老害降臨

2014-11-05 11:14:32 | 筑駒生物部,生物五輪,東大生研,みかみ部.
今月最初の3日間は筑駒文化祭でしたので、初日と最終日に行ってきました。
早稲田祭にも行きましたけどね。

初日、まず最初にクレープが空いているのに気付いてクレープを。
チケット3枚になったんですね・・・去年からだったみたいですが、去年は混んでて買う気にすらならなかったもので。。。


とりあえず、生物部ですよね。
震災を受けて機材移動の配置に制約が出たみたいで、かなり変更されていました。
それを除いても、展示内容ではなく内装のほうは簡素になってましたかね。
全部を紙で覆ってパネルも「キーワード」と「キーセンテンス」を色分けして気合で手書きみたいな時代に比べると部員の負担は軽減されて普段の活動が充実していたかなと思います。

実験も沢山やってて説明員も沢山いてよかったと思います。
あとは、野外活動やケルネル田圃の調査なんかもしっかりやってて、57期と59期で流れを作ろうとしていた部員横断的な「個人プレー」でない活動がやっと完成してきたのかもしれません。

そのために私がやった「個人の実験廃止」「月1回の野外活動」は間違いなく部の方向性を変え活動を盛んにするためのトリガーにはなったとは思いますが、今思えばやりすぎ政策で今ぐらいが生き生きしていて良い気がします。



水槽は昔よりも大きな魚がふえています。
網でこんなに採ることは間違いなく不可能なので、最近は釣りに行っているのでしょうか・・・ちょっと駒東テイストになってきたね(笑)

この水槽もマッドマンが改装のときかなんかに、すいか氏を中心に購入計画を立てて3000円で買って、当時は色々と文句を言われつつ水も半分ぐらいだけ入れて様子を見ていたもんだけど・・・いつのまにやら箱庭が廃止になって文化祭の花形水槽になったんですね。



この標本も息が長い・・・2007年に私が採った採集品ですからね。
8年間も展示され続けてることになります・・・今の中1が4歳の頃には文化祭に出てた標本と思うと感慨深い。
これだけ長い間、展示してくれるのはありがたいと思いつつ「これ8年目だね」とかいう老害っぷりを発揮しました。



生徒の実習用の顕微鏡も新しくなってました。
高2や高3のゼミとかで使うような顕微鏡は私の居た頃から新しいのがありましたけど。
LED照明の付いたやつになってた・・・HDKさんの引退間際に全部買い換えたラボライトはもう使ってないのかな。。。


視野数は18㎜ぐらいでしょうか、デジカメのマウントもしやすい顕微鏡でした。

もう「問答無用で何ひとつ見えない顕微鏡」を使って心の目で原形質流動を観察、みたいな体験する生徒はいないという事でしょうか。

ただ、古いのは私の記憶ではオリンパス製だったけど新しい顕微鏡はよく分からない会社ので、機能はかなりしっかりしていそうながら微動ネジの精度が甘かったからそんなに高級なものではないのかなという気はした・・・けど、新しいっていいね。



演示実験も懐かしい雰囲気。
この図も何年物でしょうか・・・

私が作ったやつだと思ったら、くまのみ君が上からなぞって複製したやつみたいです。
「これ多分、僕が作ったやつですよ。」だってさ、60期とこんな老害議論ができるなんていいね(笑)
確かに良く見たら私の作ったものじゃない・・・私が作ったのは毛様体と脈絡膜の間に線を入れてたはずだから。



今年の合宿はしっかり枠を張って調査をして、地形の模型まで作ってます。
59期の時代も、ほり★りん氏あたりが地形図を作ろうとしてたっけ。
顧問が2人引率というのも大きいのかな。


なんて感じでおわり。
もちろん、ステージを観たり他の展示を回ったりもしたけどね。



帰りには中学生時代から通ってた歌広場に行ってみました。
当時は古いDAMやらUGAやらの機械が入っていたもんだけど、LiveDAMになってました。
100点をちょくちょく出していたのが懐かしい・・・LiveDAMの採点ではとてもじゃないけど100点なんて出せないもの・・・

とうとう、64期が今年で引退ということで、部員としての付き合いがあった期は去年で終わってますけど、筑駒の在籍が被ってる期が生物部にいるというのも今年が最後になってしまいました・・・来年の文化祭は行かないのかな・・・どうなることやら。



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そうだ、そうだ、つまり僕はそういうやつだったのだ

2014-11-04 23:45:18 | 昆虫関係・日本蝶類学会
今日は、昨日までの筑駒生物部文化祭(明日以降に記事にしようと思います)の頑張りに触発されて、私も駒場祭を頑張ろうと、ワイン3本を片手に標本をいじくりはじめたのですが・・・


ががががーん!!!

標本の上に別の箱の蓋を落としてしまいました・・・
しかも、落とした蓋が標本に当たる前になんとかキャッチしようと試みて、逆に上からはたき落としさらに押さえつけてしまい・・・
気付いたら見るも無残な姿になっていました・・・

信じられない大失敗を犯した自分、刹那の放心状態ののち、泣きたいどころか死にたくなりました。
酔っ払いちゃんが駒場祭の準備なんてするもんじゃないね。

でも、そこで諦める私ではありません。
「そうか、そうか、つまり君はそういうやつなんだな」で有名なエーミールも「ぼく」の壊した標本を直そうと試みるではありませんか。


ということで、修理開始。


まずは、最初の画像には写っていませんが、翅2枚と触角が途中で折れたヤママユさん。
触角の折れた場所が分からない程度には修理できました。


次は最もダメージの大きかったオオミズアオさん。
左の前翅が4ピースに分かれてさらに翅脈が折れているという悲惨さ。
一部は床にまで飛散していましたので、それを探して集めるところからスタート。
なんとか全部品がそろって形になりました。


エルタテハは左の触角と前後翅がとれている割には破れなどの破損が少なくほぼ接着するだけでしたが、大切な採集品なので神経はすり減りました。


オオヒカゲも左の前後翅。
とりあえず、形がまともになるように貼りつけました。
左右後翅の裂けがあるので、後日に補修でしょうか。


最後はシタベニセスジスズメ。
右の前後翅が折れです。
折れているというのはそのまま貼り付けるのが難しいので実は結構たいへんなのですが、なんとか。



ということで、パッと見では補修箇所が分からない程度には修理することが出来ました。

何年かぶりに集中して割と本気目に指先作業をした気がします。
実は、解剖用具を解剖会のときの荷物から出してないもので、ピンセットなしで指先をメインに彫刻刀と針を駆使して修理したもんですから、気を抜くと取り返しのつかないことになるところだったのです。

修理が成功してしまうと、自分で壊したくせに1人でドヤ顔して「普通に展翅するより上手くいったんじゃね??」とか「エーミールだったら修理できなかっただろう」とか思ってるクソ馬鹿野郎なんですけどね。



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