ちょうちょ用のざる

買いました、蝶の成虫用の飼育器880円。
本当は蝶の飼育用なんかじゃなくて、干物を作る網付笊なんです。
平らな笊に、それを覆う開閉自由な折りたたみの半球形の網が付いている。
網を広げた状態で直径60cmの半球形をしていて、蝶は割と飛べる感じでしょうかね。
とにかく、今までのように部屋で放し飼いよりはずっといいと思います。

で、値段について、880円というのが高いと思われるかもしれませんが、専用の吹流しは8000円ぐらいしますから、結構得なんじゃないでしょうか。


その帰り、自転車で虫取りに向かうと見られる少年達に遭遇。
若々しくて、生き生きとしていて、初々しく、なにかが羨ましく嬉しかった。
小学生ぐらいに戻れるものなら戻りたいし、どんなに身近なものにでもいつも新鮮さを感じていたかった。
私なんてもう家の近所で捕まえたい虫なんていないからね。
だから「昆虫採集」はしますけど、こういう「虫取り」は何年もやっていないな。
やるような歳でもないけど。

ところで、その子達、いかにも新しそうな虫取り網（捕虫網とは書かない）は持ってたけど虫籠持ってなかった。
虫を取るってことにあまり慣れてないんだな、きっと。
それとも、虫を捕まえたとしても持ち帰って飼えるような家じゃないのか。
そういうことを考えると私はちょっとさびしかった。
私なんて中学受験前ですら、数十匹単位の蝶や蛾の幼虫を捕まえては家で飼育していたような小学生だったからね。

私の小学校の頃は割と女子も男子もみんな虫とかに強かったので（大体が私の影響だけど）ザリガニ釣りとかよく行ったものだった。
私はザリガニを素手で触れないけれど、ザリガニ釣りやカニ釣りとか虫取りとかはよくやってた気がする。
公園のミカンを取ろうとして木に登った友達が落ちて怪我をしたこともあった。
汚い池で水遊びしたこともあった。
こういうのって、結構いいことだったと思うんだよね、その時点では悪い事以外の何者でもなかったわけだけど。

ま、足の指が器用なのと、歯でいろんなものを切れるのは今でも生かせてますよ。
去年の日野春のとき先生の差し入れのチューチュー（って呼ぶのかな？）をみんな歯で切れないんだもん、ビックリしちゃったよ。


　
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