なんでも屋さん

幼稚園ぐらいの頃、誰でも一度は夢見たことのあるであろう職業、「なんでも屋さん」について。
今日は久しぶりに布団乾燥機であったまりながら、昔を懐かしみつつ、考えてみましたと。

まず、はじめに「なんでも屋さん」で思いつくのはホームセンターだね。
本当に重宝してます、だって安くて良い商品が手に入るんですもの。
ちょっと金持ちはデパートなんてものを思いつくんでしょうが、私は値段の高いものを好みませんのでね。

でも、幼稚園児なんてものは、デパートならまだしもホームセンターの店員なんてなりたくないわけで、ホームセンターやデパート会社経営とかなんていったら限りなくゼロでしょうね。

そもそも、幼稚園児の「なんでも」の概念ってものには、上に挙げたホームセンターやデパートのように値段の高い安いとか「商品」というものが含まれてはいけないんでしょうね。

私が幼稚園児のころ、先生に「お店屋さんごっこ」をやらされたことがあり、数人ずつ偽のお店を遊戯室でやり、それが「なんでも屋さん」だった。
この「なんでも屋さん」って言うのは、販売品のカテゴリが多いってワケじゃなく、金銭的に扱えないものも含むあらゆるものを扱うわけ。
たとえば、その「なんでも屋さん」には「いもうと」が売っていた。
男子中高生の穢れた目で見れば「馬鹿じゃねぇのキモ」としか思わないわけだが、幼稚園児の清らかな目で見れば、平和だよね。

今じゃもう10年も会っていないような連中なのに、当時はすべての人を身内のように思っていた気がする。
当然、先生方保護者方がそう見守ってくれていたからそうできたわけだけど、本当に平和だったと思う。

～飛躍的な論理展開～

社会の中では金銭の流通なくして物の流通もないわけで、そういう平和を手に入れることは出来ないわけだけど、しかも社会は幼稚園なんかよりずっと広いし。
だけど、もっと国がしっかりして地域の人々も仲良くして、昔々のように日本が平和になって欲しいと思うね。
今じゃ首相をはじめ国を動かす者どもは国民の感覚の分からないまるで貴族みたいに気取ってる。
地域でも、普段は車だけが通り過ぎていくシャッター通りの商店街を、祭のときはさも地域の仲が良さそうに神輿が練り歩いてる。
本当に話にならないと思う。
だから、国がしっかりとか、地域の人々が仲良くとかってのは、決して権限を増やすとか地域の祭を増やすとかそういう表面的なものじゃなくて、内面的にお願いしたいですね。


　
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