授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー持ち帰り仕事は一切しない

2020-06-08 21:01:00 | 仕事術

むかーしむかし、あるところに若い先生がいました。

荷物は、まるで旅行鞄のような大きなバッグと、これまた大きなトートバッグを持って通勤してました。


大きなバッグには、A4ノートパソコン、ノートパソコンと同じくらい大きなモバイルプリンター、ジャージ上下、その他仕事道具でパンパンでした。


トートバッグの中には40名近い子どものノート、宿題で出している日記、テストやプリント、校務分掌の仕事が入っていました。


残業して家に帰ると、夕食だけ急いでたべて、12時過ぎまでノートに丸つけ、間違い直し、日記のコメント、テストの採点、校務分掌の文書作りをしました。


12時過ぎてから風呂で烏の行水をして、布団にバタンキュー。寝るのは毎日1時〜2時でした。


同じ荷物を持ち帰っても、週に何回かは疲れて寝てしまい、夜10時過ぎに起きて、深夜23時まで仕事をした事もあります。


これ、僕の若い頃です。僕の若い頃は、若い先生はみんなこんな生活でした。


当然ですが、病気になりました。健康診断で要精密検査と判定された時、まだ講師だったので、もしかしたから首を切られるかもと、真っ青になりました。


そんな生活を続けて10年ほど経った時、教室で突然倒れました。

立ち上がれなくなり、呂律が回らなくな。ました。


病院に運ばれ、点滴を打ち、1日、病室のベッドで安静にしていました。


幸い、この時は何でもありませんでしたが、

無理をしたら、身体がどうなるか、身をもって体験しました。これからも無理を続けたら、脳梗塞などでの突然死があると医者に言われました。


それから、ライフワークバランスを整えるようになりました。


1番は、仕事を家に持ち帰らない事です。


持ち帰らないと決めると、それに合わせるように、仕事を改善しました。


丸つけをしないよう、プリントを極力減らしました。

ドリルの丸つけは子ども自身でできるよう、システム化しました。

テストは勤務時間内に評定処理しました。


校務分掌の文書は、休み時間や放課後の勤務時間内に書きました。そのため、同僚との無駄話を避けました。


パソコンは持ち歩くのをやめ、USBメモリを持ち歩きました。

地域でUSBメモリを紛失した先生が処分された後は、それすら持ち歩かなくなりました。


こうやって、持ち帰り仕事を一切やめたのです。


持ち帰り仕事をしなくなって思うのは、今まで仕事に無駄が多かった事。やりくりすれば、勤務時間内になんとかできるのです。


たまに、仕事が重なり、定時に帰れない日がありますが、それでも「6時には退勤」と机に貼り、それは守っています。


おかげで、帰宅後は、寝るまでの時間を悠々自適に過ごしています。体調もすこぶる良好です。


あなたも、持ち帰り仕事をやめたら、仕事が効率よくできるかもしれませんよ。



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