授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

教師のスキル基本のキ〜その1 、視線を全員にとばすスキル〜

2020-01-23 17:54:00 | 学級経営
授業中、教えているのに、遊んでいる子、ボーッとしている子、いませんか。僕は昔、そんな子たちを叱っていました。毎時間、教室などこかでふざけていて、叱るばかりを繰り返してました。それでも、ノートを集めたら、書いていない子がいっぱいいて、また叱るを繰り返してました。

教育サークルに行くようになり、何故そうなるか、指摘されました。僕は、授業中、真ん中あたりしか見ていないことでした。左右の子たちがサボっていても、視界に入らなかったのです。

教室の子全員に目が行き届くようになると、サボり始めやふざけ始めた時が分かるようになりました。皆と違う動きが目に入ってくるのです。

では、どのようにスキルを身につけるか。

まずは、左後ろの隅の子から、右後ろ隅の子まで視線を横に動かします。そこから左前の隅の子まで斜めに視線を動かします。そして右前の隅の子まで横に視線を動かします。教師から見て、Zの形になるようにです。3〜5秒くらいです。

次に、Z型に視線を動かしながら、1度に前後左右4人ぐらいずつ目に入るように意識します。時間は5秒くらい。これだけでも大体の児童の様子は認知できます。

視線移動は、話しながらできるように意識します。

慣れたら、0.5秒くらいずつ、子ども目を合わせていきます。教師を見ていない子がわかります。

視線の移動は、逆Z型や、N型、逆N型、O型などのバリエーションがあります。

全員に視線をとばせるようになると、子ども達も緊張感をもちます。ふざけ始め、集中していない子を見つけられます。逆に発言したい子も分かります。

意識して毎時間やれば、習慣化します。僕は、授業開始時にZ型視線とばしをやることにしたら、1か月ほどで、意識しなくてもできるようになりました。

逆に気付きすぎて困るほどでした。

全員に視線を向けると、よく言われますが、どうすればよいかまでは、教えてもらえません。
ぜひ、本稿を参考にして、視線とばしスキルを身につけて下さい。


最新の画像もっと見る