(C)TOSSランド/小学校/5年生/理科/もののとけ方
5年理科 もののとけ方指導プラン
第3時 水に溶ける物の量
臼井俊男
①前回の復習
「水に溶ける物を何といいましたか。」水溶液
「食塩を水に溶かすと、重さはなくなりましたか。」なくならない。
下記をそろえて板書し、ノートに書かせる。
『水の重さ+溶かした物の重さ=水溶液の重さ』
『水50g+食塩5g=食塩水55g』板書し、ノートに書かせる。
②演示実験
「砂糖を水に溶かすと重さはなくなりますか。」
口頭でなくなる・なくならない・その他を聞く。
別の実験方法・電子てんびんを使って演示実験する。
結果はなくならない。
『水50g+砂糖5g=砂糖水55g』板書し、ノートに書かせる。
③前時のまとめ
「水溶液の重さは、水の重さと溶かした物の重さの和になる。物が溶けて見えなくなっても、物がなくなったわけではない。水の重さ+溶かした物の重さ=水溶液の重さ」
子どもと対話しながら、まとめる。
ノートに書かせる。
④今日のめあて
教科書50頁を読む。
『食塩は、水にかぎりなく溶けるだろうか。』
板書と同時にノートに書かせる。
⑤予想
「50mlの水に食塩を5gずつ入れていきます。どんなに混ぜても溶け残るようにな ったら、溶ける量には限りがあるということです。予想をノートに書きます。」
・溶ける量には限りがある。
・溶ける量には限りがない。
どちらかをノートに書かせる。
⑥メスシリンダーの使い方
教科書を読む。
班ごとに実際にメスシリンダーで50mlはかりとらせ、全員に確認させる。
⑦準備物・実験方法
板書し、写させる。
・食塩は、班の数だけビーカーに小分けしておく。
⑧実験する。
班で1実験をする。5gにつき、ひとりが実験する。
5gは電子天秤ではからせる。2班に1つずつ貸し出す。
実験結果が出たら、黒板に班ごとに板書させる。
⑨発表し、話し合う。
各班ごとに結果を発表し、結果から何がわかるか話し合う。
・20gのとき、溶け残った。
・食塩は、溶ける量に限りがある。
⑩次時の予告
「食塩以外の物も、水に溶ける量には限りがあるだろうか。」
「今日溶け残った食塩水は、今度使います。ビニールテープのラベルを貼っておきます。」
『1組3班食塩水』と書かせる。
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