漢字学習は、教師が漢字を教えるだけなく、子どもたちが自ら学べるように、漢字の学習の仕方をシステムとして教えましょう。
漢字の学習の仕方は、主に4つのステップがあります。
1.新出漢字の練習の仕方
2.漢字テストの練習の仕方
3.漢字テストと丸つけ、やり直しの仕方
4.再テストの仕方
これらを5日間のサイクルで漢字指導を行っていきます。
上記のステップで学習するためには、まず漢字ドリル選びが重要です。
新出漢字の練習、単語の練習、漢字テストの練習、そして切り離せる漢字テストの用紙がセットになったものを購入します。
その漢字テストも1回だけではなく再テストができる欄が最初からあるものを選ぶと良いです。
1.新出漢字の練習の仕方
①指書き ②なぞり書き
1日目、2日目は新出漢字の練習のページをやります。
①指書き
いきなり鉛筆書かせると、いい加減に書くので、最初は書き順と書いてあるところを見ながら指で机の上になぞり書きをさせます。指で書くので10回ぐらい平気でかけます。
②なぞり書き
そして指で書き順をなれたり覚えたりした後、実際に鉛筆を持って書かせるのです。
この時に1ミリもはみ出ないようになぞり書きをしなさいといったような指示を出します。
もちろんはみ出る思いますが1ミリもはみ出さないと言う、それだけ文字屋時給に集中して任せることができます。
この集中が漢字を覚え重要なポイントです。
③写し書き
なぞり書きの後は、その手本を見ながら丁寧に移し書きをしなさいといいます。
大抵なぞり書きの文字の下に空欄のマスがいくつかあるはずです。そこにそっくり同じ形で書かせるようにします。
そっくり同じ形で書くようにさせることも集中させる手立ての1つで、いい加減な事形を覚えないようにするためです。
この時、特に気をつけなければいけない、はねやはらい、点は間違えないように声をかけます。
そして時々進度をチェックをします。隣の子と見せ合ったり、教師が机間指導しながら、丁寧に行っているかなどをチェックしたりしていきます。
教師が近くを通っただけでも子供たちはしっかりやらなければと言う気持ちになります。
2.漢字テストの練習の仕方
3日目は単語の練習です。
大抵新出漢字に伴う単語が10個ぐらい取 ドリルに書いてあります。
大体1文字目はなぞり書きですので、これも1ミリもはみ出さずに書きますと指示します。
そしてドリルを縦にやっていくのではなく、横にやっていくようにさせます。
つまり同じ単語を連続で書くのではなく、1つの単語を1回ずつやります。
横に10問あれば、10問を横に一回ずつ書かせます。
それから横の2段目を横に一回ずつ、最後に3段目を横に一回ずつ書かせます。
一回書いたのを、忘れた頃にもう一度書くことで、記憶が強化されていきます。1度に3回同じ事を書いてしまうと、その次の時に移った時点でワーキングメモリから消えていき、記憶にも残らなくなります。違う字を10回書いて、最初の字に戻ることで、脳は何度も書くこの字は大事な内容だと判断し、長期記憶に残すのです。
3.漢字テストと丸つけ、やり直しの仕方
4日目はいよいよテストです。
ドリルを買うときに、単語の練習とテストの問題が同じものを採用しておきます。テストは別の冊子になっているものよりも、同じ冊子の中から切り離すと思うの方が失くさず、余計な手間がなくなり便利です
テストの仕方自体は、時間をとって自力で書かせるだけです。だいたい5分もあれば漢字テスト10問はできると思います。
大事なのはテストをやった後です。まず隣の人と交換しなさいといいます。そして漢字ドリルの練習ページを開かせます。そしてここが1番重要ですが、○はつけるが、×はつけてはいけないと言いう事です。間違い直しも絶対にやらせてはいけません。
上記の○つけの仕方は、はしつこく何度も子供たちに教えます。
ちょっと目離すと、すぐに×をつけたり間違えた字を正しく書いてしまう子がいます。
それは間違えた本人のために絶対になりません。間違えた事を直すのは、丸つけをする子の役割ではなく、間違ったご本人の勉強です。
なぜとなりの人に○つけをさせるかと言うと、人は基本的に自分に甘く、他人に厳しいからです。
さて、丸つけをし終わったら、隣の子にテストを戻します。
そしてテストの裏に間違えた字を3回ずつ練習しなさいと指示をします。
この時、テストの練習のページのように、間違えた字を1回ずつ全部書いてから、また戻って2回目を練習することを徹底させます。
表に書いてしまうと、表の紙面に再テストができません。最初のうちはきっちりと裏に間違い直しをやらせるように厳しく机間指導してください。
1度で100点とってしまう子もいるかと思います。その子たちは、念のため1回ずつ裏に練習しておきなさいと言う指示をして時間調整をします。
採点するときに大事なのは、採点基準を示すことです。最初のうちは、教師の方でここがこうだったら○だと言う指示を出します。はね、止め、点、画の長さなど、大事な観点を板書で示します。てあります。
これを一か月ぐらい続けていくと、子どもたち自身で、漢字の丸つけをする時はどこを見ればいいかを覚えていきます。子どもたちが正しく○をつけられるようになるまで、何度も教師が教えたり期間指導してチェックをしてみてください。
4.再テストの仕方
そして5日目、再テストです。前回のテストの、間違った事だけを書きなさいといいます。
ここで合っていた字を書かせたり、100点だった子に、もう一回テスト最初からやらせたりはしません。
せっかく100点とったに、もう一回テストをやり直すのは、子どもにそういった気持ちを子供たちに植え付け感じ嫌いを癒してしまいました。
また、再テストでは、間違えた字だけをやり直しさせます。 つまり、1回目のテストで80点を取れたら、再テストでは2問だけやり直すのです。
理由は100点のところで書いた通り、あっている字まで直すのは、子どもにとっては嫌なことなのです。
再テストが終わったら、先に100点を取っていた子に丸つけをしてもらいます。終わったら、裏に練習や読書をして、全員が再テストを終えるまで時間調整します。
そして、前回と今回を合わせた点を、漢字テストの点とします。
大抵これで1回目の点にプラスされるので、多くの子が100点を取れるはずです。80点取れれば合格だよと言うことを最初から言っておけば、多くの子たちが合格をすると思います。
最後にテストの記録をとります。出席番号順に点数を言わすます。いい点を取っている子は、点数を言うことで自尊心が高まります。言うのが恥ずかしい子は、先生のところに来て、そっと言いなさいと、配慮もします。
学年の初めは、これらの指示を細かく出しますが、出来るようになったところから指示を減らしていきます。私の経験では、このような指導を1ヵ月も続ければ、子どもたちだけで漢字学習ができるようになります。
はじめのうちは、漢字の苦手な子たちが再テストをやっても、50点以下に場合があります。クラスの2割3割の子たちはそうかもしれません。
しかしこの方法を行っていくと、子供たちは、こうすれば漢字が覚えられるんだということが身につき、次第に点数は上がっていきます。
私が教えた子たちは、大抵10月位には、ほとんどの子が80点以上取るようになります。
そして3学期になるとほとんどの子が100点を取るようになります,もちろん時々90点や80点になる子はいますが、80点合格としているので子どもたちニコニコ顔です。
こういった指導を続けていくと、子どたち自身が、漢字が得意になった、漢字が覚えられるようになったと言ってきます。
特別支援学級を担任した時も、この指導法で教えたところ、漢字が普段はそれまでは30点以上取ったことがないと子が、80点以上取るようになりました。ときには100点を取り、大喜びで学校中の先生方に教えに行ったり、家族で喜び合ったりもしています。
最初の1ヵ月は大変ですが、ぜひ真似していただき、子供たち全員を感じ80点以上そして漢字大好きな子たちに大好きで得意な子たちに育ててあげてください。
漢字の学習の仕方は、主に4つのステップがあります。
1.新出漢字の練習の仕方
2.漢字テストの練習の仕方
3.漢字テストと丸つけ、やり直しの仕方
4.再テストの仕方
これらを5日間のサイクルで漢字指導を行っていきます。
上記のステップで学習するためには、まず漢字ドリル選びが重要です。
新出漢字の練習、単語の練習、漢字テストの練習、そして切り離せる漢字テストの用紙がセットになったものを購入します。
その漢字テストも1回だけではなく再テストができる欄が最初からあるものを選ぶと良いです。
1.新出漢字の練習の仕方
①指書き ②なぞり書き
1日目、2日目は新出漢字の練習のページをやります。
①指書き
いきなり鉛筆書かせると、いい加減に書くので、最初は書き順と書いてあるところを見ながら指で机の上になぞり書きをさせます。指で書くので10回ぐらい平気でかけます。
②なぞり書き
そして指で書き順をなれたり覚えたりした後、実際に鉛筆を持って書かせるのです。
この時に1ミリもはみ出ないようになぞり書きをしなさいといったような指示を出します。
もちろんはみ出る思いますが1ミリもはみ出さないと言う、それだけ文字屋時給に集中して任せることができます。
この集中が漢字を覚え重要なポイントです。
③写し書き
なぞり書きの後は、その手本を見ながら丁寧に移し書きをしなさいといいます。
大抵なぞり書きの文字の下に空欄のマスがいくつかあるはずです。そこにそっくり同じ形で書かせるようにします。
そっくり同じ形で書くようにさせることも集中させる手立ての1つで、いい加減な事形を覚えないようにするためです。
この時、特に気をつけなければいけない、はねやはらい、点は間違えないように声をかけます。
そして時々進度をチェックをします。隣の子と見せ合ったり、教師が机間指導しながら、丁寧に行っているかなどをチェックしたりしていきます。
教師が近くを通っただけでも子供たちはしっかりやらなければと言う気持ちになります。
2.漢字テストの練習の仕方
3日目は単語の練習です。
大抵新出漢字に伴う単語が10個ぐらい取 ドリルに書いてあります。
大体1文字目はなぞり書きですので、これも1ミリもはみ出さずに書きますと指示します。
そしてドリルを縦にやっていくのではなく、横にやっていくようにさせます。
つまり同じ単語を連続で書くのではなく、1つの単語を1回ずつやります。
横に10問あれば、10問を横に一回ずつ書かせます。
それから横の2段目を横に一回ずつ、最後に3段目を横に一回ずつ書かせます。
一回書いたのを、忘れた頃にもう一度書くことで、記憶が強化されていきます。1度に3回同じ事を書いてしまうと、その次の時に移った時点でワーキングメモリから消えていき、記憶にも残らなくなります。違う字を10回書いて、最初の字に戻ることで、脳は何度も書くこの字は大事な内容だと判断し、長期記憶に残すのです。
3.漢字テストと丸つけ、やり直しの仕方
4日目はいよいよテストです。
ドリルを買うときに、単語の練習とテストの問題が同じものを採用しておきます。テストは別の冊子になっているものよりも、同じ冊子の中から切り離すと思うの方が失くさず、余計な手間がなくなり便利です
テストの仕方自体は、時間をとって自力で書かせるだけです。だいたい5分もあれば漢字テスト10問はできると思います。
大事なのはテストをやった後です。まず隣の人と交換しなさいといいます。そして漢字ドリルの練習ページを開かせます。そしてここが1番重要ですが、○はつけるが、×はつけてはいけないと言いう事です。間違い直しも絶対にやらせてはいけません。
上記の○つけの仕方は、はしつこく何度も子供たちに教えます。
ちょっと目離すと、すぐに×をつけたり間違えた字を正しく書いてしまう子がいます。
それは間違えた本人のために絶対になりません。間違えた事を直すのは、丸つけをする子の役割ではなく、間違ったご本人の勉強です。
なぜとなりの人に○つけをさせるかと言うと、人は基本的に自分に甘く、他人に厳しいからです。
さて、丸つけをし終わったら、隣の子にテストを戻します。
そしてテストの裏に間違えた字を3回ずつ練習しなさいと指示をします。
この時、テストの練習のページのように、間違えた字を1回ずつ全部書いてから、また戻って2回目を練習することを徹底させます。
表に書いてしまうと、表の紙面に再テストができません。最初のうちはきっちりと裏に間違い直しをやらせるように厳しく机間指導してください。
1度で100点とってしまう子もいるかと思います。その子たちは、念のため1回ずつ裏に練習しておきなさいと言う指示をして時間調整をします。
採点するときに大事なのは、採点基準を示すことです。最初のうちは、教師の方でここがこうだったら○だと言う指示を出します。はね、止め、点、画の長さなど、大事な観点を板書で示します。てあります。
これを一か月ぐらい続けていくと、子どもたち自身で、漢字の丸つけをする時はどこを見ればいいかを覚えていきます。子どもたちが正しく○をつけられるようになるまで、何度も教師が教えたり期間指導してチェックをしてみてください。
4.再テストの仕方
そして5日目、再テストです。前回のテストの、間違った事だけを書きなさいといいます。
ここで合っていた字を書かせたり、100点だった子に、もう一回テスト最初からやらせたりはしません。
せっかく100点とったに、もう一回テストをやり直すのは、子どもにそういった気持ちを子供たちに植え付け感じ嫌いを癒してしまいました。
また、再テストでは、間違えた字だけをやり直しさせます。 つまり、1回目のテストで80点を取れたら、再テストでは2問だけやり直すのです。
理由は100点のところで書いた通り、あっている字まで直すのは、子どもにとっては嫌なことなのです。
再テストが終わったら、先に100点を取っていた子に丸つけをしてもらいます。終わったら、裏に練習や読書をして、全員が再テストを終えるまで時間調整します。
そして、前回と今回を合わせた点を、漢字テストの点とします。
大抵これで1回目の点にプラスされるので、多くの子が100点を取れるはずです。80点取れれば合格だよと言うことを最初から言っておけば、多くの子たちが合格をすると思います。
最後にテストの記録をとります。出席番号順に点数を言わすます。いい点を取っている子は、点数を言うことで自尊心が高まります。言うのが恥ずかしい子は、先生のところに来て、そっと言いなさいと、配慮もします。
学年の初めは、これらの指示を細かく出しますが、出来るようになったところから指示を減らしていきます。私の経験では、このような指導を1ヵ月も続ければ、子どもたちだけで漢字学習ができるようになります。
はじめのうちは、漢字の苦手な子たちが再テストをやっても、50点以下に場合があります。クラスの2割3割の子たちはそうかもしれません。
しかしこの方法を行っていくと、子供たちは、こうすれば漢字が覚えられるんだということが身につき、次第に点数は上がっていきます。
私が教えた子たちは、大抵10月位には、ほとんどの子が80点以上取るようになります。
そして3学期になるとほとんどの子が100点を取るようになります,もちろん時々90点や80点になる子はいますが、80点合格としているので子どもたちニコニコ顔です。
こういった指導を続けていくと、子どたち自身が、漢字が得意になった、漢字が覚えられるようになったと言ってきます。
特別支援学級を担任した時も、この指導法で教えたところ、漢字が普段はそれまでは30点以上取ったことがないと子が、80点以上取るようになりました。ときには100点を取り、大喜びで学校中の先生方に教えに行ったり、家族で喜び合ったりもしています。
最初の1ヵ月は大変ですが、ぜひ真似していただき、子供たち全員を感じ80点以上そして漢字大好きな子たちに大好きで得意な子たちに育ててあげてください。