うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

バス停が埋まってる:3方向そろうのは今だけ?

2022-06-25 19:00:00 | 鉄道

夕方、東京から帰ってくると東口バス停に3台もバスがいるではないか。

こんなのは初めて見た。

ここからつくばセンターのTXつくばエクスプレスの駅に1時間2,3本バスがある。

ふつうはその1台のみ。

 

となりのバス停には市のコミュニティーバス「うしくカッパ号」

これは1時間に1本あるかないか。

 

その隣は?

江戸崎に行くバス。

公共交通がないので実験的に運行されているようだ。

途中、阿見アウトレットを経由して江戸崎まで。

江戸崎には競馬の美保トレーニングセンターがある。

中学生らしい一段が走って、飛び乗った。

いつもこのくらい活気があるといいのだが。

 

とはいえ、自分でも車社会でバスに乗ることはない。

十年後、どうなっているだろう。

 

電気自動車の自動運転という記事を読むと、

小さなバスが無人で地域を回っている図が描かれている。

それともドローンのタクシーが空を飛び交うのだろうか。

過疎の田舎こそ、ドラえもんの世界が実現してほしいものだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

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万博中央駅:1985年つくば科学万博のゲートウェイ

2022-03-19 06:00:00 | 鉄道

ひたち野うしく駅は関東の駅百選に選ばれるしゃれた駅である。

この駅は1985年のつくば科学万博の玄関口として臨時に作られた駅が元になっている。

wikipediaに詳細があるが,万博直前の3月14日から閉幕日の9月16日まで臨時駅として開業したそうだ。

50代以上の人は覚えているだろう。当時の賑わいを。

 

その時使われた駅ホームの看板を大宮の鉄道博物館で見つけた!

 

 

なんと懐かしい。

まだ牛久町である。

CHUOの上に長音の横棒が並んでいる。

 

ちなみに今のホームにぶら下がっている駅の看板は

ずいぶんとモダンだ。中国語とハングルもある。

 

今の駅舎は当時の駅を改修したのだと思っていたが,全然違う。(wikiを見て

三角屋根のあまりかっこよくない駅だ。

 

臨時駅開設13年後の1998年(平成10年)3月14日

新たにひたち野うしく駅として開設されたという。

 

今は昔の万博物語である。

 

ではまた,ぶらり。 

 

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ガラス張りの日立駅:絶景なり

2021-12-26 12:00:00 | 鉄道

茨城県は農業県であるが、日立周辺は鉱工業の街。

日立銅山から始まった日立グループの会社、工場が海にそって並ぶウナギの寝床のような街である。

日立駅は2011年におしゃれなガラス張りの駅舎に建て変わった。

一度は行ってみたいと思っていたが、関東周辺はたいてい車で移動するので機会はめぐってこなかった。

先日、念願というほどではないが、ようやく機会が訪れた。

この写真のロータリーの上に飛び出た部分はカフェ。

週末だったので賑わって満席。

 

訪れたのは夕方だったが、本当は朝日がきれいらしい。

太平洋をのぼる朝日にそまる絶景ポイント。

調べてみると、かずかずの国際賞を受賞している妹島和世さんの作品という。

この駅舎もブルネル賞というのを受賞している。

(妹島さんは日立市出身)

 

ピアノが置いてあり、男の人がとちりながらも奏でていた。

ゆったりとした空間。

パノラマ写真はいまいちだけど、太平洋を眼下に眺め、しばしぼんやり過ごした夕刻であった。

 

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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常磐線:牛久から取手のあいだに。

2021-12-19 11:00:00 | 鉄道

茨城県南端、取手市までは品川または上野から緑色の快速が走る。

上野からは約40分。運行本数も多い。

そこから先、土浦、水戸、日立方面は中長距離電車で、半分に本数が経る。

土浦から先はさらに本数が減る。車両の連結も土浦で5両切り離し、10両に減ることが多い。

だんだん茨城っぽくなるが、緑豊か。

 

取手を出てすぐにキリンビールの工場がある。

車窓からスマホで写したので見にくい写真ですが・・

昔は専用引き込み線があったようでいまでもその一部が残っている。

 

住宅地の向こうには巨大なビールのタンクが並んでいる。

コロナでビールの売り上げ落ちたようだが、またフル稼働に戻ったことだろう。

 

その先の藤代駅の近くには日清のカップラーメンの工場

煙突がカップラーメンになっていて、時間によっては煙がカップ麺からの湯気のように見える。

国道6号線の車から見た方が湯気のインパクトがある写真が撮れる。

 

さらに進むと、茨城県立藤代高校。

小さな学校だが常総学園、土浦日大、霞ヶ浦高校など野球の有名私立に対抗し、今も時々甲子園に出場する。2001年には準優勝。

 

この先、牛久駅の手前に牛久沼がある。

昔は車窓から風光明媚な湖面が十数秒楽しめた。

が、今は龍ケ崎に入る高架道路や工場、廃材置き場などが並んで、ほんの一瞬しかみえない。

残念ながらうまく写真が撮れなかった。

 

取手から約20分。

いつもの乗車駅、ひたち野うしく駅に到着する。

 

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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常磐線,石岡駅の看板は徳富蘇峰の直筆!

2021-12-12 07:00:00 | 鉄道

常磐線特急ときわ,土浦の次は石岡駅。

駅舎は比較的新しく,線路を跨いだ線路上の駅である。

東口と西口の両方に出られる。

駅の改札口の出たところに石岡駅の看板の由来を書いた銘板があった。

 

 

この石岡駅の看板は昭和26年(1051年)徳富蘇峰が89歳の時に,駅長の依頼によって揮毫されたものという。

本物の看板は改札の上にあった。

 

 

字は右から左に書かれている。

駅の字は旧字体の「驛」である。

 

この駅長(笹谷和三郎ささたにわさぶろう)さん,ただの駅長ではないようだ。

ネットでは拓殖大学学友会茨城支部の歴代支部長リストに出てくる。

石岡駅の前に常陸太田駅長をやっている(昭和23年頃)。

その時も驛の看板を蘇峰に依頼している。

 

笹谷さん、昭和35年には水戸駅長であったようで,労働組合との裁判記録(東京地方裁判所 昭和36年(ワ)4380号 判決)に名前が出てくる。

茨城県の旧国鉄の大きな駅の駅長を歴任された方のよう。

 

昔は駅長、郵便局長、校長などは村や町ではかなり高い地位の名士だった。

たぶん、町の催しには必ず招待されたことでしょう。

 

いまの時代、地方に名士はいなくなった。

なりたい人も減ったと思う。

それでいいのだ。

 

ではまた,ぶらり。

 

石岡駅

 

 

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