うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

羽田から西へ:晴天の太平洋側に浮かぶ

2025-02-08 22:00:00 | 
日本海側や北海道から大雪のニュースが届く。
雪かきや車のスタックで大変そうだ。
そんな中、仕事で西日本方面へ飛んだ。

東京湾をはなれて、眼下に富士山が見える。
何度見ても美しい。
外の景色を楽しむために、できるだけ窓側にすわることにしている。


世界遺産として夏山は大混雑のようだが、この時期は誰もいなくて静かなことだろう。

しばらく進むと、名古屋の三河湾と伊勢湾が見えてきた。
海は穏やかに輝いている。


ここからトヨタの自動車が運ばれるのだろう。
トランプ政権の関税率の影響はどの程度か。
世界中がびくびくしている。
波風をたてて他国の不安をあおる人が世界を牛耳ろうとする怖さ。
イソップ物語なら、最後は哀れな結末に終わるのだが。

さらに大阪を横切って、瀬戸内海が見えてきた。
鏡のような海に生け簀が浮いている。
行き交う船の多いこと。


そろそろ目的地に着くが、地上を見わたせる高度の飛行は楽しい。
もっとも、今はいつでもスマホの中のgoogleアプリで世界中を飛び回れる。
それはそれで楽しいが、
未知との遭遇がなくなり、ロマンなんていう言葉もすたれて、
日々、仕事に追われる日常である。

飛行機や新幹線のなかで仕事をしている人は多いが、
乗り物の中ではできるだけ外を眺めてのんびりするように努めている。
我ながら、とてもめずらしい人種に思う。

ではまた、ぶらり。



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工部大学校址碑:東京大学工学部の前身

2025-02-01 10:00:00 | 散歩
霞が関ビルディングの前にレンガの門柱みたいものが立っている。


横の案内板を見ると、工部大学校址碑とある。
明治6年に工業分野の人材育成のためにつくられた学校跡地。
明治政府のお抱え外国人技師が授業をおこなった場所。
工業国日本の原点かもしれない。

その後、東京大学と一緒になり、この地を離れたそうだが、建物は関東大震災で壊れるまで、ここにあったそうだ。


東京をぶらつくと、教科書に出てくる歴史の痕跡に出くわして、うれしくなることがある。

ではまた、ぶらり。



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