うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

農業県いばらき:全国2位から4位をキープ

2020-12-19 08:00:00 | 農業

茨城県は農業県である。

農業産出額の1位はダントツ北海道。1兆円。

2位は茨城、千葉、鹿児島の3県で毎年激しく争っている。

規模はだいたい4000億円台。

農業は天候に左右される産業なので順位の入れ替わりは仕方ない。

 

農業王国の礎を築いたのが農業学校。

その古い校舎が県立歴史館に移築されていた。

 

明治28年に開校し、現在の水戸農業高校に続いている。

今年で125年(たぶん)。

通称「水農」というらしい。

昔は農業高校は全国どこにでもあったが、最近はめっきり少なくなった。

水農は今でも生徒数900名、職員数140名、7学科もあり、茨城の農業人材を多数輩出しているようである。

その原点がここに残っているのは関係者にはうれしいことだろう。

(私の母校はどこも建て替えられてちっとも面影はない)

 

 

家庭菜園くらいしかやらないが,日本の農業をささえる人たちを応援したいと、いつも陰ながら思っている。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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ゴールデンウィークは田植え

2020-05-09 09:00:00 | 農業

茨城県は平地が多い。

山が少ない。たしか森林面積は30%程度だ。

手入れのされていない竹林もあちこちにある。

孟宗竹の竹の子はもう終わりだ。

台地のへりの坂道を下ると、たいてい田んぼ。

小野川など小さな川でも周辺は田んぼが並ぶ。

連休は田植えのシーズン。

農家さんはコロナ騒ぎでものんびりしていられないでしょう。

 

このあたりは、コシヒカリがほとんどだと思う。

筑波山周辺の北条米は昔から高値で売れるという。

あの辺りは、火山灰土ではなく、かこう岩地帯だからと聞いた。

肥料や水管理も大事だろうが、土壌の違いはどうしようもない。

コシの他、あきたこまち、ミルキークイーンも直売所で見かける。

 

田植えのあとはビールがうまいという。

広い田んぼの田植えが終わると達成感もあるだろ。

でも知り合いの農家さんの中には高齢化とともに田植えをやめた方が何人もいる。

がんばれ茨城の農業

今年も豊作になりますように。

 

ではまた、ぶらり。

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キャベツ収穫機:茨城の農業機械化

2019-10-19 12:00:00 | 農業

牛久から6号を水戸方面へ車で1時間くらい。茨城県茨城町。

そこでキャベツの収穫マシーンをみる機会があった。

 

キャベツの地際にのびたカッターが根を切断して、キャベツが登っていく。

後ろには包丁をもったおばさまたち。

出荷用に外葉を落とし手際よくかごに並べていく。

 

 

この機械を導入してから、収穫のため腰をかがめる作業がなくなったので、たいそう仕事が楽になったそうだ。

ただまっすぐに運転すればよいというものではなく、収穫する歯先の位置を手元のコントローラを微妙に動かしてキャベツをとらえているらしい。

操縦するのは若い兄ちゃん(息子さん)。

コントローラーの微妙な作業はゲームと同じで楽しいだろうが,お父さんじゃ無理だ。

カッコイイ農業も必要だ。
 
機械は1千万近くするらしいが、元は取れる。後継者がいて頼もしい!
 
がんばれ茨城農業。
 
 
ではまた,ぶらり。
 
 

 

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