うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

クレマチス展:国立科博・筑波実験植物園。

2021-05-15 12:00:00 | 自然

牛久から北上、車で30分ほど。

筑波大学の正門の前に、国立科学博物館・筑波実験植物園がある。

 

毎年、連休から6月1週目くらいまで恒例となっているクレマチス展が開かれる。

去年は新型コロナウイルスで連休中は閉園で残念だった。

今年は一応コロナ対策をとって開園した。

 

クレマチスは庭などにも良く植えられるツルの植物。

我が家にも瀕死のクレマチスがある。

10cm程度の大きめな花。青系統が多いが、赤や白もある。

園芸品種で多様な花弁が開発されていて、日本で作られた品種もある。

 

 

入場料は320円。

天気の良い週末は結構な人出がある。

一ヶ月以上と開催期間は長いが、早咲きから遅咲きといろいろな園芸品種のどれかが咲いている。

いつ行っても全部は咲いていない。

 

 

クレマチス展の会場はそんなに広くないので、

一通り見終わったら、園内をまわる。

多種多様な草花、樹木が植えられている。

温室は熱帯の樹木もみられる。

 

 

そんな一角で、ほとんど花も咲いていない、草がぐちゃっと茂った藪のようなところを

丁寧にありのままの藪を絵に描いている人がいた。何日もかけている模様。

絵の勉強かもしれないが、自然の混沌を描こうとするのか、その根気と精神力に脱帽。

 

そういえば昔、千葉のホキ美術館に行ったら、やはり藪を丁寧に写実している作品があった。

きれいなだけが自然じゃないよ、花だけが絵の素材じゃないよ、って。

ちゃんとみんな描いてあげるからね、って、感じか。

雑草絵画のジャンルがあるのだろうか。

雑草の一部として枯れつつあるおじさんはミョウに感心した。

 

ではまた,ぶらり。

 

実験植物園

茨城県つくば市天久保4丁目1−1

36.099545, 140.111268

コメント
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